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スマホのパスワードを忘れた時に最速でロックを解除する方法

2025.03.22

スマホのパスワードを忘れた場合、iPhoneでは、iCloudやiTunesを使うなどして復元する。Androidの場合はFind My Deviceやリカバリーモードを使うなどして復元する。機能を活用するために「スマホを探す」機能をオンにしておく。これらの対処法を覚えておこう。

スマホのパスワードを忘れてしまうと、端末を操作できなくなり、仕事やプライベートに大きな支障をきたす。特に生体認証(指紋認証や顔認証)を主に使用していると、久しぶりにパスワードを求められた際に思い出せないことがある。

本記事では、スマホのパスワードを忘れた際の対処法をiPhoneとAndroidに分けて詳しく解説し、初心者でも簡単にロック解除ができる方法を紹介する。

※アプリのバージョンによって、表記や手順が異なる場合があります。

そもそもスマホのパスワードはなぜ必要?

スマホのパスワードはなぜ必要なのだろうか。パスワードの重要性と忘れてしまう理由などについて解説する。

■セキュリティの重要性

スマホのパスワードは、個人情報を守るために不可欠だ。スマホには連絡先、写真、銀行アプリ、SNSアカウントなど多くの個人情報が含まれているため、パスワードがないと、紛失や盗難時に第三者にアクセスされ、個人情報が漏洩したり、不正利用されたりするリスクが高まる。

■スマホのパスワードを忘れてしまう理由

スマホのパスワードを忘れてしまう理由の一つに、生体認証に頼りすぎることがあげられる。指紋認証や顔認証を日常的に使用していると、パスワードを入力する機会が減り、いざ必要になったときに思い出せなくなることがある。

また、パスワードを変更した際に、新しいものを記録せず、以前のパスワードと混同してしまうケースも少なくない。

さらに、複雑なパスワードを設定しすぎると覚えにくくなるため、適度な長さと分かりやすい組み合わせを意識することが重要だ。

■パスワードを忘れた場合のリスク

スマホのパスワードを忘れると、様々なリスクが生じる。一定回数以上間違えると、一時的にロックがかかり、解除まで待たなければならない。iPhoneでは、10回以上誤入力すると、設定によっては自動的にデバイスが初期化され、データが消えてしまう可能性がある。そのため、バックアップを取っておかないと、大切な写真や連絡先を失う危険がある。

スマホロックの種類

スマホのロックには、下記の3種類がある。

  • 数字パスコード
  • パターンロック
  • 指紋認証 / 顔認証(生体認証)

それぞれ解説しよう。

■数字パスコード

スマホのロック解除の基本となる方法が、数字パスコードだ。iPhoneでは通常6桁のパスコードが設定され、セキュリティを強化するために4桁から6桁以上の長さに変更することも可能だ。

シンプルで入力しやすい反面、短い数字の組み合わせは推測されやすいため、誕生日など簡単に予測できるものは避けるのが望ましい。

■パターンロック

パターンロックは、スマホの画面上に表示された点を指で結び、設定したパターンを入力することでロックを解除する方法。数字のパスコードより直感的に入力できるため、素早くロック解除が可能だ。しかし、単純な形のパターンや他人に見られやすい環境では、推測されるリスクが高まる。

■指紋認証 / 顔認証(生体認証)

指紋認証や顔認証は、生体情報を利用してスマホのロックを解除する方法。指紋認証は、指をセンサーに当てるだけで認証でき、精度が高く素早く解除できるのが特徴だ。一方、顔認証はカメラで顔の特徴を認識し、パスワードを入力せずにロック解除が可能である。

iPhoneのFace IDやAndroidの一部機種では3Dスキャン技術を用いた高精度な認証が行われる。

スマホのパスワードを忘れたらどうする?

スマホのパスワードを忘れてしまった場合に、慌てて間違った行動をしてしまうかもしれない。やるべきことと、やってはいけないことを確認しておこう。

■まず試すべきこと

スマホのパスワードを忘れてしまった場合、まずは落ち着いて対処することが大切だ。まず、以前設定した可能性のあるパスワードを思い出しながら入力してみよう。特によく使う数字の組み合わせや過去に設定したパスワードを試すのが有効だ。

また、家族やパートナーが代理で設定した可能性がある場合は、確認してみるのも一つの方法となる。

■間違えすぎるとどうなる?

スマホのパスワードを何度も間違えると、一定時間ロックされ、使用できなくなるリスクがある。

iPhoneでは、6回連続で間違えると一時的に使用不可となり、10回間違えると設定によっては自動的に初期化され、データが消えてしまう可能性がある。

Androidでも回数制限があり、繰り返し間違えるとロックがかかり、Googleアカウントの認証や端末の初期化が必要になる場合がある。

■これだけはやってはいけないこと

スマホのパスワードを忘れた際には、無理に連続でパスワードを入力し続けるのは避けたほうがよい。iPhoneでは回数制限があり、10回間違えると設定によっては初期化されるリスクがある。

また、不確かな手順でリセットを試みるのも危険だ。適切な方法を確認し、確かな情報に従って慎重に対処することが重要だ。

【iPhone編】パスワードを忘れたときの解除手順

iPhoneでパスワードを忘れた場合は、iCloudかiTunesを使って初期化・復元する。

■1. まず試すこと

まずは、思い当たるパスワードを試してみる。iPhoneでは、6回以上の入力ミスでロックがかかる仕組みになっている。

9回までは時間が経過すれば再入力可能であるため、どの組み合わせを入力したか記録をとりながら慎重に試してみることだ。

■2. iCloudを使って初期化・復元

手順:

1)iCloud.com にアクセスしApple アカウントでログイン。

iCloud.com にアクセスしApple アカウントでログイン

2)「探す」から対象のデバイスを選択。

「探す」から対象のデバイスを選択。

3)「このデバイスを消去」を選択し、初期化を実行する。

「このデバイスを消去」を選択し、初期化を実行する。

■3.iTunesを使って初期化・復元

手順

1)iTunesを開く。

iTunesを開く。

2)電源を切った状態でiPhoneをUSBケーブルで接続。

3)リカバリーモードでiPhoneを起動する。

(音量を上げるボタンを押して放す→音量を下げるボタンを押して放す→サイドボタンを押し続ける)

4)「iPhoneを復元」を選択し、初期化を実行する。

「iPhoneを復元」を選択し、初期化を実行する。

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