
「エネルギーの地産地消」を掲げ、地域密着型のエネルギーサービスを提供
環境価値の高いエネルギーを魅力的な価格と斬新なサービスで提供するオクトパスエナジーは、2025年2月14日、鹿島アントラーズ・エフ・シー(以下鹿島アントラーズ)とパートナー契約を締結した。
これに伴い、オクトパスエナジーは2025年夏ごろを目途に、鹿島アントラーズのホームスタジアムである茨城県立カシマサッカースタジアム(以下カシマサッカースタジアム)へのグリーンな電力の供給を開始する予定だ。
左/株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー 代表取締役社長 小泉文明氏 右/オクトパスエナジー代表取締役社長 中村肇氏
オクトパスエナジーは今後、鹿島アントラーズと連携して、茨城県内に太陽光発電サイトを開発。そのエネルギーを活用してカシマサッカースタジアムや関連施設などへグリーンなエネルギーを供給していく。
将来的には、鹿島アントラーズのサポーターやパートナー企業、行政などの各ステークホルダーとも連携。カシマサッカースタジアムをはじめとするクラブ関連施設で使用される電気の県内産率の向上に取り組む。
カシマサッカースタジアムは、行政とプロサッカークラブが強力に連携し、都市計画と連動した運営体制を持つスタジアムだ。
その電力をグリーンな電気に切り替え、茨城県および鹿島アントラーズのクラブ活動・施設運営の脱炭素化をさらに加速するためのパートナーにオクトパスエナジーが選ばれたことは、「エネルギーの地産地消」の支援・拡大を掲げ、地域密着型のエネルギーサービスの提供、地域提携を進めるオクトパスエナジーにとって意義深い一歩となる。
■オクトパスエナジー 日本取締役 兼 サービスディレクター 悦喜 亮二 氏のコメント
「エネルギー分野における持続可能な社会の実現と家計負担の軽減、そして日本のエネルギーセキュリティの強化のため、国内の再エネ比率向上が大きな課題となる中、鹿島アントラーズ様との連携モデルは、スポーツ・地域・エネルギーを融合し、新たな価値や文化を創出する取り組みであると自負しております。
オクトパスエナジーは今後も、グリーンな電力の「地産地消」を模索する自治体や企業様を、テクノロジーとスピード感のある実現力で力強くサポートしてまいります」
■鹿島アントラーズのこれまでの環境への取り組み
脱炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギーの導入促進、カーボンニュートラル等に力を入れる茨城県が所有し、株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーが指定管理者として運営管理を行なう茨城県立カシマサッカースタジアムは、カーボンニュートラルLPガスを導入。芝生の養生やスタジアムグルメの提供などに生かすなど、環境に優しいスタジアム運営を既に始動させている。
関連情報
https://octopusenergy.co.jp/
構成/清水眞希