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なぜ、スポーツは人を感動させるのか?職場のモチベーションにも直結する感動の本質

2025.02.17

スポーツは「ルール」が統一されているからこそ、人は感動できる。その点を踏まえて改めてルールの重要性を解説いただきながら、自身の職場のルールに目を向けたときに「ルールが明確とは何か」・「ルールが未整備の場合どのように整備していくか・(部下側は)してもらうか」等のヒントも示していただけますと幸いです。

スポーツが人を感動させる理由とは?スポーツが生み出す感動の本質

私たちはなぜスポーツを見て感動するのでしょうか?アスリートのひたむきな努力、勝利の歓喜、そして敗北の悔しさ。これらのドラマは、すべて「ルール」という共通の基盤の上に成り立っています。本記事では、スポーツが感動を生む理由を掘り下げ、ルールの重要性に注目します。そして、この視点を職場環境に応用し、明確なルールが組織に与える影響についても考察します。

1.ルールがあるからこそ公平な競争が生まれる

スポーツにおいてルールは絶対です。ルールがあることで、選手たちは公平な条件のもとで競い合い、勝利を目指します。観戦する側も、ルールを理解することでプレーの意味や戦略を深く知り、感動を共有できます。もしルールが曖昧であれば、公正な競争は成立せず、感動を生むことは難しいでしょう。

例えば、サッカーは「手を使わずにボールを運んで、いかに相手より多く得点できるか」というルールのもと競い合います。このルールが無い、曖昧な状態では公平な勝負にはならず、エンターテイメントとしての面白さを感じることは困難です。

また、ルールの明確化は選手の能力を最大限に引き出す役割も担っています。例えば、競技ごとのフィールドの広さ、試合時間、反則行為の定義が明確に決められていることで、選手たちは自身の戦略を磨くことができます。選手がルールを深く理解し、それに適応することで、より高度な技術や戦略が生まれ、試合がより魅力的になります。

さらに、ルールは選手の心理面にも影響を与えます。明確なルールが存在することで、選手たちはプレーに集中しやすくなり、不必要なストレスや混乱を避けることができます。その結果、選手たちは最大限のパフォーマンスを発揮し、観客もその熱意に共感しやすくなるのです。

2.ルールがあることでドラマが生まれる

ルールは単なる制約ではなく、競技の魅力を高める要素でもあります。例えば、サッカーではオフサイドというルールがあるからこそ、絶妙なパスや駆け引きが生まれます。バスケットボールのショットクロック、MLBのピッチクロック等のルールがあることで、スピーディーな試合展開が生まれます。ルールがあることで、選手たちは戦略を練り、限界を超える努力をします。その結果、私たちは選手の挑戦や成長に心を打たれるのです。

また、ルールの厳格な適用は、感動的な逆転劇や勝負の行方を決定づける要素にもなります。フェアプレーが守られることで、スポーツの本質である「努力と成果の関係」が明確になり、観戦者もそのドラマに共感しやすくなるのです。

ルールが統一されることで、国や文化を超えた共感が生まれる点も見逃せません。例えば、オリンピックやワールドカップでは、世界中の人々が同じルールの下で競う選手たちを応援し、一体感を持って感動を分かち合うことができます。

さらに、審判の役割も重要です。審判はルールを適用し、公平な競争を維持する役割を担います。もし審判が適切な判断を下さなければ、試合の公平性が損なわれ、選手や観客の信頼が失われる可能性があります。審判の采配によってルールそのものが形骸化してしまうことも起こり得ます。このように、スポーツにおいてはルールだけでなく、その運用方法も感動を生む要因となるのです。

3.職場におけるルールの重要性

スポーツと同様に、職場においてもルールの明確さは重要です。ルールが整備されている職場では、社員が役割を理解し、公正な評価が行われるため、モチベーションが向上します。逆に、ルールが曖昧な職場では、不平等や混乱が生じ、働く意欲が低下することもあります。

例えば、評価基準が明確であれば、社員は自身の成長や成果を正しく認識しやすくなります。一方で、評価基準が不明確な場合、社員は努力の方向性を見失い、モチベーションの低下につながることもあります。

さらに、職場のルールが適切に設定されていれば、チームワークの向上にもつながります。明確なルールのもとで役割分担が適切に行われることで、社員同士が円滑に協力し合い、組織全体の生産性が向上するのです。もし、ルールが適切に設定されていなければ社員同士が各々の価値観(正解)をぶつけ合う状況が発生し、声の大きい人の発言が職場の正解になるような事象も発生し得ます。こうなってしまうと、声の小さい人・主張が苦手な人にとっては居づらい環境になってしまい、モチベーションの低下や望まぬ離職に繋がってしまうケースも増えてくるでしょう。

4.ルールが未整備の職場をどう改善するか

もし職場のルールが未整備であるならば、以下の方法で整備を進めることができます。

現状の課題を洗い出す:ルールがないことでどんな問題が発生しているか、組織内でどのような誤解・錯覚がおこっているかを把握する。

関係者から情報を収集する:メンバー間が認識している問題点や業務遂行における弊害要素を収集し、上司にて判断の上必要なルールを作成する。

ルールを文書化し共有する:共通の基準を設定し、全員が理解できる形で明文化する。

運用と改善を繰り返す:一度決めたルールも、状況に応じて見直し、適宜改善していく。

特に、ルールを明文化することは重要です。文章として残すことで、誰もがその基準を参照でき、不公平感のない環境を作ることができます。

また、ルールの定期的な見直しも不可欠です。スポーツのルールが時代とともに進化するように、職場のルールも環境の変化に応じて柔軟に対応する必要があります。管理するポイントとしては見直す頻度、管理責任者を決めておくことです。こうすることで形骸化を防ぎつつその環境に合ったルールの運用が可能です。

まとめ

スポーツが感動を生むのは、明確なルールのもとで競技が行われ、公正なドラマが生まれるからです。明確なルールが無ければドラマも感動も生まれません。この考え方は、職場環境にも応用できます。ルールを整備することで、公正な評価やスムーズな業務運営が可能となり、社員のモチベーションも向上します。本記事を読まれた管理職の皆さんは、自身の職場のルールを見直し、改善する行動を起こしてみてはいかがでしょうか。

引用元:識学総研、識学社HP

文/株式会社識学 富山 恵

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