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働く女性に聞いた仕事でストレスを感じる原因、3位仕事とプライベートの両立、2位人間関係、1位は?

2025.02.10

女性の転職に特化した転職サイト「女の転職type」は、働く女性324名を対象に「ストレス」についてアンケートを実施し、その結果を公開した。

ストレスが理由で転職を考えた経験がある人は9割以上!

正社員で長く働きたい女性のための転職サイト「女の転職type」は、女性のリアルな仕事観を調査する“データで知る「女性と仕事」”を定期的に行ない、女性の働く環境の実態を公開している。今回、調査したのは、仕事での“ストレス”について。まず、女の転職type会員に、仕事でのストレスレベルを聞いたところ「7~8」と答えた人が36.3%で最も多い結果となった。次いで「9~10」24.7%、「5~6」17.9%であることから、仕事で強いストレスを感じている人は非常に多いことがわかる。

【Q.1仕事のストレスレベルを10段階で表すと?】

また、ストレスを感じる原因については、「給与・待遇・評価制度」と答えた人が56.1%と最も多く、「人間関係」45.3%、「仕事とプライベートの両立」26.9%と続いた。以前の調査で「転職活動で叶えたいこと」を聞いた際も「年収」を挙げた人が最も多く、給与や待遇、評価制度に不満やストレスを感じた結果、転職を考える人も非常に多いことがうかがえる。なお、「その他」のコメントには「就業環境が整っていない」「パワハラ」「男尊女卑」「仕事量が少ない」などがあった。

【Q.2 ストレスを感じる原因は?】

続いて、ストレスを感じる相手を聞いたところ、「上司」61.0%が圧倒的に多い結果となった。また「その他」のコメントでも、「会社の経営陣」「まったく仕事をしない上席社員」「社長」などを挙げる人が多く、上司を含む組織の上層部や会社そのものにストレスを感じている人が多いことがわかる。

【Q.3 ストレスを感じる相手は誰?】

次に、社員のストレス軽減のために職場で行われている取り組みについて聞いたところ、「ストレスチェックの実施」41.7%が最も多い結果となった。一方で「特にない」も34.5%と2番目に多く、社員のストレス軽減のための対策が行われている企業が少ないこともうかがえる。

【Q.4 ストレス軽減のためにどんな取り組みがある?】

さらに、ストレスを感じた時の対処法を聞いたところ、1位「美味しいものを食べる」65.0%、2位「睡眠をとる」48.9%、3位「家族や友人に話す」48.4%となった。専門機関や上司に相談すると答えた人はどちらも3%台と低く、ストレスをなくすために根本的な解決策を取るよりも自分自身がリフレッシュする方法を選択する人のほうが多いようだ。

【Q.5 ストレスを感じたときの対処法は?】

最後に、職場のストレスが原因で転職を考えたことがあるか聞いたところ、「ある」が92.3%、「ない」が7.7%という結果となった。

【Q.6 職場のストレスが原因で転職を考えたことはありますか?】

■今回のアンケート考察(女の転職type編集長 小林佳代子氏)

仕事でのストレスレベルを10段階で聞いたところ、「7~8」と答えた人が36.3%ともっとも多く、「9~10」と答えた人も含めると61.0%にものぼりました。非常に多くの人が仕事で強いストレスを感じていることがわかります。一方で、職場で社員のストレス軽減のための取り組みが「特にない」と答えた割合は34.5%と2番目に多い結果となり、社員のストレスケアができている企業がまだまだ少ないことが伺えます。

意外だったのはストレスを感じる原因の1位が「給与・待遇・評価制度」だった点です。ストレスを感じる相手1位が「上司」であることから推察すると、自身の仕事内容に対して上司から正しい評価がされない、その結果思うように給与が上がらない、といったことにストレスを感じる人が多いのではないでしょうか。

以前の調査で「転職活動で叶えたいこと」を聞いた際は、「年収を上げたい」と答える人が最も多い結果となりました。このようなストレスを抱えた結果、転職という選択をする人も多いことが伺えます。

ストレスを感じたときの対処法について尋ねると、ストレスを根本的に解決する対策を取るよりも、自分自身が一時的にリフレッシュする方法を選択する人が多いことがわかりました。ストレスの原因1位「給与・待遇・評価制度」を改善するために必要であろう、「上司に相談する」を選ぶ人はわずか3.6%という結果でした。

「給与・待遇・評価制度」に対して不満を抱えていたとしても、企業側は気づいていないこともしばしば。ストレスをもとに衝動的な転職活動に踏み切る前に、評価の背景について上司や人事に確認をすることをお勧めします。また、企業は社員が安心して働き続けられる職場作りに向けて、社員の声を拾うなど一層の取り組みが求められます。

【調査概要】
調査内容:第102回「ストレス感じてる?」/データで知る「女性と仕事」
調査期間:2024年12月10日~12月22日
有効回答数:324名
調査対象:女の転職type会員
調査方法: Web上でのアンケート

関連情報
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/

構成/立原尚子

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