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なぜ今年の節分は2月2日なのか?恵方はどっち?

2025.01.28

今年の節分が2月2日です。

節分というと2月3日というイメージがある人も多いと思いますが、なぜ今年は2月2日なのでしょうか?

なぜ2025年は2月2日が節分なのか?

2025年の節分が2月2日なるのは、立春が2月3日だからです。

節分は立春の前日と決まっています。立春は、太陽の黄経が315度になる瞬間で1年の始まりとなる日です。
暦の上では、立春で新年が始まり、その前日は大晦日にあたります。そのため、立春の前日にあたる節分には邪気を払い、新しい年を迎えるための行事が行われてきました。

地球が太陽の周りを回る周期と、暦の1年の長さにずれがあるため、立春は年によって2月3日になったり、2月4日になったりします。そのため、節分も2月2日になったり、2月3日になったりするのです。

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立春とは?

立春は、二十四節気の一つで、春の始まりとされる日です。
現在の暦では2月3日頃にあたり、この日から暦の上では春が始まります。

もう少し詳しく説明すると、

二十四節気…1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けた24の期間のこと。太陽の動きに基づいて作られた、季節を知るための暦です。

立春…冬至と春分のちょうど中間にあたり、太陽黄経が315度になる瞬間を指します。立春はまだ寒い日が続きますが、日差しは少しずつ強くなり、春の兆しを感じ始める頃です。立春には、その年が良い年になるようにと、様々な行事が行われます。

なぜ節分に豆まきをするのか?

節分に豆まきをする理由は、 「鬼(邪気)」を追い払い、福を呼び込むためです。

古来より、季節の変わり目は邪気が入りやすいと考えられており、特に冬から春へと移り変わる節分は、新しい年を迎えるための重要な節目でした。そこで、邪気を追い払うために豆まきが行われるようになったと言われています。
豆まきの由来には諸説ありますが、主に以下のようなものが挙げられます。

・中国から伝わった「追儺(ついな)」という鬼払いの儀式が起源とする説

・穀物に宿る霊力によって邪気を祓うという日本の民間信仰に由来する説

豆まきに使われる豆は、「魔滅(まめ)」に通じる大豆が使われます。 炒ることで、鬼(邪気)に当たって芽が出ないようにするという意味も込められています。「鬼は外!福は内!」と声を出しながら豆をまき、鬼を追い払った後は、自分の年齢の数だけ豆を食べ、一年の無病息災を願います。節分の豆まきは、単なるイベントではなく、古くから伝わる厄払い、そして福を願う伝統行事なのです。

2025年の恵方は?

節分には恵方巻を食べる習慣もあります。その年の恵方(縁起の良い方角)を向いて、無言で願い事をしながら太巻きを丸ごと1本食べることで、幸運を招くとされています。

2025年の恵方は西南西です。

ツインテールの日でもある!2月2日は節分以外にも注目!

2月2日は節分以外にも、様々な記念日が制定されています。いくつかご紹介しますね。

  • 頭痛の日: 慢性頭痛の啓発を目的として、日本頭痛協会が制定。「ず(2)つう(2)」の語呂合わせから。
  • 夫婦の日: 「ふ(2)ふ(2)」の語呂合わせから、仲の良い夫婦の日として制定。
  • 世界湿地デー: 湿地の保存に関するラムサール条約が1971年のこの日採択されたことを記念。
  • ツインテールの日: 日本ツインテール協会が制定。「つ(2)いん(2)てーる」の語呂合わせから。

これらの記念日は、それぞれが重要な意味を持っています。頭痛や湿地のように、社会的な関心を高めるためのものもあれば、夫婦やツインテールのように、文化的な側面を強調するものもあります。

文/相原アイコ

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