PDFファイルにパスワードを設定するメリット
PDFファイルにパスワードを設定するメリットについて最後に解説しよう。メリットは次の3つ。
- 機密情報を保護できる
- 勝手に編集されるのを防げる
- メールの誤送信対策になる
ひとつひとつのメリットについて詳しくみていく。
■1.機密情報を保護できる
パスワードを設定していれば、パスワードを知らない人はPDFにはアクセスできなくなる。
PDFファイルを社内の誰でも閲覧できる場所に置く場合、パスワードを設定しておいた方が、機密情報が社外に漏れるのを防ぎやすくなる。
■2.勝手に編集されるのを防げる
パスワードを設定した場合、パスワードを知らない人は編集することができなくなる。勝手にPDFを編集されるのを防ぎたい場合にも、パスワードは有効だ。
■3.メールの誤送信対策になる
パスワードを設定することは、メールの誤送信対策にもなる。
PDFを添付したメールを誤送信して他の会社などに送ってしまうと、情報が漏洩してしまう。パスワードを付けておけば、誤送信しても中身が見られない。
まとめ
本記事ではPDFにパスワードを設定する方法について解説した。最後にパスワード設定の手順についておさらいしよう。
- Adobeの公式ツールを使う
- 「PDFを保護」から「ファイルを選択」をクリック
- パスワードを設定したいファイルを選択
- パスワードを入力し「パスワードを設定」をクリック
- 「ダウンロード」をクリック
- Macの「プレビュー」を使う
- 「プレビュー」でPDFを開く
- 「ファイル」⇒「プリント」をクリック
- 「PDF」から「PDFとして保存」をクリック
- 「セキュリティオプション」をクリック
- 「書類を開くときにパスワードを要求」にチェックを入れる
- パスワードを入力し「OK」をクリック
PDFにパスワードを設定することで、機密情報を保護できる。
構成/編集部