小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

「尊重」と「尊敬」の違いとは?

2025.03.12

相互尊重とは

和やかなオフィス

(出典) pixta.jp

良好な人間関係は、相互尊重によって成り立つといってもよいでしょう。どのような考え方なのか、具体的に解説します。

■相手も自分も受け入れること

相互尊重とは、互いの考え・価値観や立場を認め合い、大切にし合うことをいいます。人はそれぞれ異なる背景や経験を持っており、考え方や感じ方も多様です。

そうした互いの違いを理解し、自分の価値観を押し付けるのではなく、相手の意見にも耳を傾ける姿勢を持つことが必要です。また、相互尊重は単に相手を受け入れるだけでなく、自分自身を大切にすることも含まれます。

自他を尊重することで、対立や偏見を減らし、バランスの取れた関係性の実現が可能になるでしょう。

■相互尊重が重要な理由

相互尊重も、良好な人間関係の維持にとって不可欠です。相互尊重によって、双方が対等な立場でお互いを認め合い、共通の理解を深めることができるでしょう。

また、組織内の『心理的安全性の向上』にもつながります。互いに尊重し合う環境では、安心して意見を述べられる関係性が築きやすくなるためです。

メンバー同士の間に信頼感が生まれて、新しいアイデアなどを出しやすくなり、創造性や生産性が向上します。

逆に、互いに対する尊重が欠けると誤解・対立が生じやすくなり、関係の悪化を招く可能性があるでしょう。職場では、従業員の満足度や定着率にも影響します。

■相互尊重の高め方

相互尊重を高めるには、相手の行動に対して前向きにフィードバックすることが効果的です。相手の話を聞いたら、「面白い考え方ですね」など、肯定的な言葉を添えるのもよいでしょう。相手の考え・価値観を認めていることを、分かるように伝えます。

また、相手に対する感謝の気持ちを言葉で伝えることも大切です。「ありがとう」という一言は、相手の存在価値を認める強力なメッセージになります。

加えて、自己尊重と他者尊重のバランスも意識しましょう。自分の意見を適切に伝えつつ、相手の考えも受け入れることで、互いに尊重し合う関係が築けます。

アサーティブ・コミュニケーションとは

ミーティングをするテーブル

(出典) pixta.jp

相互尊重を意識したコミュニケーションの手法を、アサーティブ・コミュニケーションと呼びます。この手法を身に付けることで、職場での人間関係や生産性の向上が期待できます。

アサーティブ・コミュニケーションの具体的な方法やメリット、実際の活用例について見ていきましょう。

■相互に尊重したコミュニケーション方法

アサーティブ・コミュニケーションは、相手の考えを尊重しながら、自分の意見や感情を適切に伝える方法です。『アサーティブ』には、『積極的』『自己主張』といった意味がありますが、ただ自分の意見を攻撃的に押し通すことではありません。

対立を避けるために受け身になって、自己の意見を控えることとも異なります。互いの権利を尊重しつつ、対等な関係を築くことを目的としたコミュニケーション方法です。

■アサーティブ・コミュニケーションのメリット

アサーティブ・コミュニケーションには、さまざまなメリットがあります。まず、チーム内のコミュニケーションが活性化されて、風通しの良い職場環境が構築されるでしょう。

生産性向上の面でも、効果を発揮します。チームワークの強化や適切な業務分担につながり、効率的な仕事の進め方が可能になるためです。

また、個人のメンタルヘルスにも良い影響を及ぼすといわれています。自分の意見や気持ちを率直に伝えられることで、職場に対するストレスが軽減し、より生き生きと働けるようになるでしょう。

■アサーティブ・コミュニケーションの活用例

アサーティブ・コミュニケーションを活用するには、誠実・率直・対等・自己責任の四つを意識することが大切です。

  • 誠実:相手に対して誠実な態度や言葉遣いを心がける
  • 率直:感情的にならず自分の意見として率直に述べる
  • 対等:お互いに対等な関係で意見を交わし合う
  • 自己責任:結論に対しては自分にも責任があると自覚する

これらを意識することで、相手を傷つけずに自分の意見を伝え、互いにとってより良い結果を導き出せます。

例えば、対応が難しい仕事を依頼された場合に「忙しいので無理です」とぶっきらぼうに断ったり、断り切れずにしぶしぶ引き受けたりするのは、アサーティブ・コミュニケーションとはいえません。

相手の要望を受け入れつつ自分の意見を述べるには、「今日は忙しいので難しいですが、明日なら対応できます。それでいかがでしょうか」と伝えます。

自己や他者を尊重し良好な人間関係を築こう

お辞儀をするビジネスパーソン

(出典) pixta.jp

尊重とは、相手の価値や権利を認め、大切にする態度を指します。相手の立場や優れた点を評価するのではなく、良い面も悪い面も含めたありのままを認めることです。

また、他者だけでなく、自己も尊重の対象となります。自分には価値があると認識することで、自身の成長や幸福感につながるだけでなく、他者に対する尊重の姿勢を持てるようになるでしょう。

互いに相手を認め合う相互尊重は、アサーティブ・コミュニケーションにもつながります。相手の考えを尊重しながら自分の意見を適切に表現することで、お互いに不快な思いをしない円滑なコミュニケーションが可能になります。

構成/編集部

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年3月14日(金) 発売

DIME最新号は、「人間ドッグの新常識」。医師が本音で語る、受けるべき検査・いらない検査とは? 鈴鹿央士ほか豪華インタビューも満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。