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「語彙力」が必要な理由とは?語彙力が乏しい人の特徴と鍛え方

2025.02.19

語彙力がないことに悩み、改善したいと考える方もいるのではないでしょうか。語彙力がないと正確に伝えられないだけでなく、言われたことを正しく理解できず、業務に支障をきたす場合があります。今回は、語彙力をつけるメリットや低い人の特徴、鍛える方法を解説します。

「語彙力」とは?

「語彙力」とは、言葉に関する知識と、それを使いこなせる能力のことです。言葉の知識を豊富に持っているだけでは「語彙力がある」とは言いません。知識を持つだけでなく、会話や文章で適切に使いこなせる人を指します。

参考:デジタル大辞泉

語彙力を豊かにするメリット

語彙力を豊かにすることで、状況に応じた適切な言葉選びができ、業務をスムーズに遂行できるようになるでしょう。ここでは、語彙力を豊かにするメリットを解説します。

■状況に応じた適切な言葉選びができる

語彙力が豊かになると、状況に応じた適切な言葉選びができるようになるでしょう。

ビジネスシーンでは、状況に応じた言葉遣いが存在します。とくに敬語が重視される日本では、その場に相応しい言葉遣いができるかどうかは、相手から得られる信用にも大きな影響を及ぼします。

適切な敬語が使えない場合、関係性の構築にも支障をきたすことは珍しくありません。ほとんどのビジネスマナー研修に敬語のメニューが含まれているのは、ビジネスシーンにおいて必要な敬語の基礎を身につける必要があることを意味しています。

■業務をスムーズに遂行できる

業務がスムーズに遂行できることも、語彙力を豊かにすることで得られるメリットです。

語彙力が高いと、効果的に自己表現を行えます。自分の考えや感情を相手に伝わるように表現できるため、誤解を受けたり意図とはズレた伝わり方をしたりすることを回避できるでしょう。その結果、コミュニケーションの質を高められます。

また、語彙力が高く適切な言葉選びができると、クライアントへの説明資料やレポートの作成、プレゼンテーションなどのさまざまなシーンで役立ちます。

ビジネスメールやチャットなどのテキストコミュニケーションにおいても、語彙力が求められているといえるでしょう。

語彙力が乏しい人の特徴

語彙力が乏しい人の特徴として挙げられるのは、以下の5点です。

  • 意図を正しく伝えられない
  • 言われたことや読んだことを理解できない
  • 状況に合った言葉遣いができない
  • 深く思考することが苦手
  • 感情のコントロールがうまくできない

それぞれの特徴を解説します。

■意図を正しく伝えられない

語彙力が乏しいと、相手に物事を的確に伝えられないリスクが高まります。伝えたいことがあっても適切な言葉が思い浮かばず、正確に伝えることが困難になりやすいため、注意が必要です。端的に伝えられないことにより、説明が冗長になってしまうことも考えられます。

ビジネスシーンでは、正確かつ迅速に情報伝達を行う必要があり、語彙力が乏しく説明がうまくできないと、業務に支障をきたしてしまうでしょう。

■言われたことや読んだことを理解できない

語彙力が乏しいと、情報をうまく伝えられないだけでなく、人から言われたことや文字で読んだことをスムーズに理解することも難しいでしょう。

基本的に、意味がわかる言葉で言われたり、書かれたりしていないと、その内容を正しく理解することは困難であるためです。わかった気になっていても、表面的にしか内容をとらえられていない可能性があります。

■状況に合った言葉遣いができない

状況に合った言葉遣いができないことも、語彙力の低さが原因です。ビジネスシーンでは、基本的に顧客や取引先、上司に対して、敬語を使う必要があります。状況にそぐわない言葉選びをすると、常識がないと判断されてしまいかねません。

たとえば、基本的な敬語である「ご覧ください」や「承知いたしました」といった言い回しのほか、ビジネスシーンでよく使う表現である「ご高配を賜り」や「ご指導ご鞭撻のほど」などを押さえておく必要があるでしょう。

■深く思考することが苦手

語彙力が乏しい人は、深く思考することが苦手な傾向があります。言葉は情報伝達の手段にとどまらず、思考する際にも欠かせないためです。

物事を考える際、頭の中にある言葉を探し、論理を構築します。1つのことを深く考察するだけでなく、頭の中の言葉を使って抽象的な概念をイメージしたり、ニュアンスの違いを識別したりもします。そのため、理解できる言葉が少ないと、狭く浅い思考になってしまうでしょう。

たとえば、「雨」を表現する言葉としては、「小雨(こさめ)」「霧雨(きりさめ)」「五月雨(さみだれ)」「時雨(しぐれ)」などがあります。語彙が豊富であれば、霧雨と小雨の違いを具体的にイメージできるはずです。

しかし、語彙力がないと、小雨も霧雨も五月雨もすべて一括りに「雨」ととらえざるを得ません。また、違いを表現することも不可能です。語彙力が高い人よりも、物事のとらえ方が単純かつ大雑把になってしまうため、おのずと思考も浅くなってしまいます。

■感情のコントロールがうまくできない

語彙力が低いと、感情のコントロールにも影響を及ぼします。語彙が豊富にあると、自分の感情を言語化し、冷静に把握できるでしょう。

たとえば、なぜかイライラしてしまうときに、語彙力があれば「このイライラの原因は、同僚のAさんへの嫉妬のようだ」と自分の感情を言語化し分析できます。原因を把握できれば、「自分も努力してAさんのように結果を出す」「Aさんの良いところに目を向ける」など、対処法を見つけやすくなります。

しかし、語彙力が低いと、モヤモヤした自分の感情を「なんかムかつく!」としか言語化できず、自己分析に至りません。結果的に対処法を考えられず、自身の感情に振り回されて行動することになってしまいかねません。

語彙力を鍛える方法:インプット編

語彙力を鍛えるには、さまざまな方法があります。その中でも、インプットの切り口から語彙力を鍛える主な方法は、以下のとおりです。

  • 本を読む
  • 言葉へのこだわりを持つ
  • さまざまな種類の情報に触れる
  • わからない言葉をすぐに調べる
  • いろいろな人と会話をする

それぞれの方法を解説します。

■本を読む

語彙力を鍛えるオーソドックスな方法として挙げられるのは、読書です。1冊の本の中にはさまざまな単語や熟語が登場します。そのため、本を読んでいくうちに語彙量を増やすことが可能です。

ただし、なんとなく字面を追っているだけでは効果は低いでしょう。なるべく、「ここでは何が書かれているのか」を理解するように努めながら読み進めることで、それぞれの言葉の意味も理解できるようになっていきます。

はじめは、自分の興味のあるジャンルの本を読めば十分です。読書習慣がついてきたら、徐々に幅広いジャンルを読むようにしましょう。特定のジャンルの本のみを読んでいると、使われている語彙も限られているため、新たな語彙を増やすことが難しいためです。

■言葉へのこだわりを持つ

言葉へのこだわりを持つことも、語彙力を鍛えるためには重要です。「言葉への感度を高める」とも言い換えられるでしょう。

普通に生活していると、スマホでニュース記事を読んだり同僚と会話をしたり、動画を観たりなど、多くの言葉に触れています。そこで使用されている言葉をなんとなくスルーするのではなく、「どのような言葉が使われているのか」に意識を向けることがポイントです。

気になった言葉や、「内容を的確にあらわしているな」と思った言葉については、意味を調べたりメモをしたりするようにしましょう。そうすれば、自然と語彙力が増えてくるでしょう。

■さまざまな種類の情報に触れる

さまざまな種類の情報に触れることも、語彙力を鍛えるためには欠かせません。テレビや新聞、インターネットなどのメディアに限らず、さまざまな経験によっても語彙は増えていきます。

たとえば趣味で釣りを始めると、「撒き餌をする」「1本釣り」など、釣り由来でビジネスでも使える表現が理解できるようになるでしょう。見識が広がるほど、語彙も増えていきます。

■わからない言葉をすぐに調べる

語彙力を鍛えるためには、自分が出会った、意味がわからない言葉をすぐに調べることも大切です。意味がわからない言葉に出会った際、そのまま素通りしてしまうと、語彙力の向上は見込めません。語彙力が高い人の多くは、わからない言葉をすぐに調べる習慣を持っているといえるでしょう。

たとえば、読書の最中にわからない言葉が出てきたら、そのページに付箋をつけておき、後でまとめて調べると効率が良いでしょう。会話でも、わからない言葉が出てきたときには、後で調べるようにすると語彙力を高められます。

■いろいろな人と会話をする

いろいろな人と会話をすることも、語彙力を鍛えるために有効な方法です。たとえば、自分と同じような価値観や嗜好、年代の人との会話で使われる言葉は、普段自分が使用している言葉と近い可能性が高いです。しかし、自分とは異なる価値観や世代、ライフスタイルなどの相手と話すと、語彙の幅が広がりやすくなります。

自分では普段使わないような言葉や表現のうち、気になるものがあれば、自分の会話に取り入れていくことで、語彙のレパートリーも増えるでしょう。

語彙力を鍛える方法:アウトプット編

語彙力を鍛えるためには、インプットだけでは十分といえません。アウトプットも行ってはじめて、語彙が定着するといえます。語彙力を鍛えられるアウトプットの主な方法は、以下の3点です。

  • 文章や日記を書く
  • 送信前に自分のメールの文章をチェックする
  • できるだけ言い換えにチャレンジする

それぞれの方法を解説します。

■文章や日記を書く

語彙力を鍛えるには、文章や日記を書く方法がおすすめです。また、SNSやブログ、動画での発信も有効です。これらのツールを上手に活用し、自分の意見や近況などを積極的にアウトプットすることで、自然と語彙が増えてきます。

このとき、指示語を多用したり使い慣れた言葉を使ったりすることを避け、より正しく伝わりやすい表現はないか遂行を重ねることで、語彙力の向上が期待できます。

とくにSNSやブログ、動画での発信は、他人に読まれているという適度なプレッシャーが生まれるため、正しい表現を探したりより伝わりやすい表現がないか調べたりするようになるでしょう。

■送信前に自分のメールの文章をチェックする

送信前に自分のメールの文章をチェックすることも、語彙力を高めるために効果的な方法といえるでしょう。急いで書いたメッセージの文章は間違えやすく、より正しい言葉を選ぶ余地があります。

自分の書いたメールの文章をチェックする際は、相手の立場に立つことが重要です。相手が文章を読んだときに内容を理解しやすいか、自分に対してどのような印象を持つかを考えるようにしましょう。

■できるだけ言い換えにチャレンジする

語彙力の向上を目指すなら、言い換えにチャレンジしてみることもおすすめです。たとえば、普段であれば「素晴らしいですね!」と言う場面で、あえて「感銘を受けました!」「秀逸ですね!」などと言い換えることで、何気なく使える語彙力が増えるでしょう。

さらに、より的確な比喩表現や「半世紀ぶりの偉業」などの数字表現なども使えるようになると、語彙の幅が広がります。

語彙力を磨き上げてビジネスシーンで活躍しよう

語彙力とは、言葉を正しく理解し、適切に使用する能力のことです。語彙力と聞くと、「言葉の意味を数多く理解する能力」ととらえる方も多いでしょう。しかし、言葉を理解していることと同じくらい、状況に応じて適切に使いこなせることも大切です。

語彙力が高いと、相手や状況に応じて適切な言葉遣いができ、業務を円滑に進められるでしょう。一方、語彙力が低いと自分の意図を正しく伝えられないだけでなく、人に言われたことや書かれていることが理解できなかったり、感情のコントロールがうまくできなかったりします。それにより、仕事に支障をきたすリスクがあるでしょう。

言葉はコミュニケーションの手段にとどまらず、思考するためのツールであることも意識すべきポイントです。理解できる言葉が少ないと、狭く浅い思考になってしまいます。語彙力を高めて、ビジネスシーンでの活躍を目指しましょう。

構成/橘 真咲

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