退職を報告する際に不安なこと、最多は「退職をいつ伝えるか」。若い年代ほど退職報告時に抱える不安が多い傾向に
「今後、退職を報告する際に不安なことはありますか?」と聞くと、最多は「退職をいつ伝えるか」(36%)となった。年代別に見ると「特にない」を除くすべての項目で20代の回答率が最も高く、若い年代ほど退職報告時に抱える不安が多い傾向にあることがわかった。今後、退職報告する際に準備をしておくと良いことや具体的なアドバイスも紹介する。
【図9】今後、退職を報告する際に不安なことはありますか?(複数回答可・年代別)
■退職を報告する際に準備をしておくと良いことやアドバイス
・「辞めたいです/退職を考えています」などの交渉の余地があるような伝え方ではなく、「いつ辞めます」のように決定事項として伝えることで、引き留めを受けにくくなる。(20代女性)
・今の職場に少なからず迷惑をかけることも考慮し、1~2ヵ月前には報告することが重要。また、退職する理由もネガティブなことを並べるのではなく、ポジティブな内容を報告することが円満退社の秘訣だと思う。(20代男性)
・退職報告後、引き留めにあって辞めずにダラダラと会社に残ると、周りから冷たい目で見られる可能性があるため、退職すると決めたらきっぱりと辞めたほうがい。(30代女性)
・上司や先輩、同僚などがいる場合は、身近な人から順番に報告するとスムーズ。(30代男性)
・引き継ぎの準備をしっかり行ない、自分が辞めた後も職場に支障がないようにしておくことが大事。また、お世話になった方々に感謝の気持ちを込めて挨拶することも大切。(40代女性)
・ポジティブな伝え方をした方が話は進みやすいため、職場への批判・不満は退職時には一切口にしないことが大事。(40代男性)
<調査概要>
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『エン転職』を利用するユーザー
調査期間:2024年10月29日~11月26日
有効回答数:3,780名
出典:エン転職
構成/こじへい