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自転車を運転している時のスマホ使用や酒気帯び運転に対する罰則、把握している人はどれくらいいる?

2025.01.10

アントプロダクションが運営する保険の無料相談サービス「グッドカミング」は理想の通勤時間、所持している乗り物など、通勤時間&通勤手段に関するアンケートを独自で調査・集計し、その結果を公開した。

理想的な通勤時間は「30分以内」が92.6%!

通勤時間の短縮や運動不足の解消、環境負荷の低減など多くのメリットがあると言われる「自転車通勤」。都市部では、電動キックボードや電動自転車などのマイクロモビリティを活用する動きも増加している。

しかし、自転車やマイクロモビリティは徒歩と比べて移動が早く便利な反面、安全面が問題視されているのも事実で、2024年11月1日に施行された道路交通法の改正により、自転車やいわゆる「モペット」に対する規制が強化。自転車については、運転中のスマートフォン使用(ながらスマホ)に対する罰則の強化や、これまで罰則の対象外だった酒気帯び運転も新たに処罰の対象になっている。

上記のような背景から、「グッドカミング」では2024年11月、道路交通法改正への認知度に加えて、通期時間&通勤手段に関するアンケート調査を実施した。

【調査結果】

■道路交通法改正(自転車)を把握していたのは約79.7%

アンケートに回答した300名に対して、2024年11月1日に施行された道路交通法の改正について質問したところ、自転車運転中のスマートフォン使用や酒気帯び運転への罰則を「把握している」と回答したのは約9.7%(29人)でm「おおむね知っている」54.0%(162人)とあわせて、罰則について知っていた回答者は約79.7%という結果に。8割近くの回答者が認知している一方で、自転車運転に関する道路交通法の改正を「全く知らなかった」層も約10.7%(32人)いた。

なお、2024年11月の道路交通法改正に対する意見として、下記のような声が寄せられた。

<賛成意見>
・自転車でのながらスマホの罰則が強化されたのは良かったです。傍から見ていてもヒヤヒヤするし、実際事故も起こっているので
・自動車側としても、取り締まってほしいと思っていたので良かったです。無免許で乗れるキックボートとかも、しっかり取り締まってほしいです

<要望>
・地方と都市で車の量に差があるから、法整備を分けてほしい。
・法規制が厳格化されるのは良い反面、高齢者の運転に関する規制も制定して欲しい。
・法整備に合わせた道路などの整備が見合っておらず車・自転車ともに危険だと感じる。
・車道を走れと決めるなら自動車→自転車への配慮義務も法整備すべきだし専用道路を増やしてほしい。
・交通規制を厳しくするのは賛成ですが、こんなに厳しくするなら自転車も免許制にした方が良いんじゃないかとさえ思いました。

<自転車側の意見>
・最近、自転車の法整備が厳しくなったため少し意識して安全運転しています。
・自転車が車道を走る決まりですが、自転車の通る所を車が幅寄せしてくるし、雨の日は危ないし、とても怖いです。
・事故防止のために必要な措置だと思うが、法整備で厳しくなって前より自転車でちょっとそこまで乗っていこうと思えなくなった。

<法改正の周知について>
・車の免許を持っておらず、もともと交通に関する法律や単語がわかっていない。今回の改訂も理解が及ばず不安だ。
・道路整備があまりされていない地域で法規制が強化され、何が正しいのかよくわからなくなったので徒歩通勤に変えました。

■「自転車を所持していない」回答者が39.0%

続いて、所持している乗り物についても調査。最も所持者が多かったのは「自動車」約66.3%(199人)。「自転車」61.0%(183人)も所持している層が多数派だったが、裏を返せば39.0%は「自転車を所持していない」という結果となり、ライフスタイルの多様化や在宅ワークの普及によって、移動手段となる乗り物を持たなくても問題ないと考える層も一定数いることがわかる。

■約40.3%は「自動車」で通勤している

次に、通勤(または通学手段)に活用している手段について質問したところ、「自動車」約40.3%(121人)、「電車・バス」約27.7%(83人)、「自転車」約11.7%(35人)という結果に。「自転車だけで移動するには勤務先が遠い」「勤務先に駐輪場がない」などの理由で、自転車を所持していても通勤の主な手段として活用しない人も多くいるようだ。

■理想の通勤時間は「30分以下」が約92.7%

最後に、理想としている通勤時間について質問したところ、「10分以下」が約42.7%(128人)、「30分以下」が50%(150人)と、合計で約92.7%の回答者は30分よりも短い通勤時間を望んでいることがわかった。

【調査概要】
概要:通勤手段に関するアンケート
有効回答数:300人
調査対象:日本在住の男女
調査実施日:2024/11/13~2024/11/18
調査方法:インターネットによる任意調査

関連情報
https://goodcoming.jp/

構成/立原尚子

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