小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

説明できる?Excelの「LOOKUP関数」と「VLOOKUP関数」の違い

2025.03.06

LOOKUP関数は1つの行や列から値を検索し、特定範囲の値を抽出するExcelの関数だ。他にも、表の中から縦方向に値を探すVLOOKUP関数、横方向に値を探すHLOOKUP関数がある。それぞれの違いを理解し、正しく関数を活用しよう。

ExcelのLOOKUP関数の使い方が分からない、という方もいるのではないだろうか。LOOKUP関数は1つの行や列から特定の値を探すのに便利な関数だ。

本記事では、ExcelのLOOKUP関数の使い方について解説する。VLOOKUP関数やHLOOKUP関数との違いについてもまとめた。

ExcelのLOOKUP関数とは?

ExcelのLOOKUP関数は1つの行や列から特定の値を探すための関数だ。

たとえば、以下のようにIDごとに個人情報がまとめられた表があったとする。ここから、IDが「1」の人の「名前」や「年齢」を取得したいという場合にLOOKUP関数は活用できる。

LOOKUP関数には次の3つの情報を指定する必要がある。

  1. 検索する値
  2. 検索範囲(行・列)
  3. 取得したい行・列の範囲

■LOOKUP関数の書式

LOOKUP関数の書式は次のとおり。

=LOOKUP({検索値},{検索範囲},{対応範囲})

検索値には検索したい値を入力する。たとえば、上記の個人情報が書かれた表から、IDが「1」の情報を検索したいなら、「1」と記入する。

検索範囲は、検索値をどこからどこまで探せば良いのかを指定する。検索値である「1」はIDの項目から探せば良いので、「A2:A8」と入力する

最後の対応範囲は、取得したい行や列がある範囲を入力する。たとえば、「年齢」を取得したいのであれば、「C2:C8」と入力する。

■LOOKUP関数のベクトル形式・配列形式とは?

LOOKUP関数にはベクトル形式と配列形式の2種類の使い方がある

  • ベクトル形式:1つの行あるいは1つの列から値を探す
  • 配列形式:表の中(複数の行や列)から値を探す

たとえば、A1からA6までの範囲から値を探す(検索する)場合は、A列のみになるため、ベクトル形式での検索になる。

A1からB6までの範囲から値を探す場合は、A列とB列の2つであるため、配列形式ということになる。

なお、現在は配列形式は非推奨となっている。表の中(複数の行や列)から値を探す場合、VLOOKUP関数やHLOOKUP関数の方が便利だからだ。

基本的にはLOOKUP関数の「検索範囲」には、1行あるいは1列を指定しよう。

■VLOOKUP関数との違い

VLOOKUP関数は表の中(複数の行や列)から、縦方向に値を探す関数である。たとえば、IDが「2」の情報を探す場合、以下のように縦方向に順番に探していく。

VLOOKUP関数はLOOKUP関数と違って、「表の何列目のデータを取得したいか」を指定する。たとえば、「年齢」を取得したい場合、左から3番目なので「3」を指定する。

つまり、VLOOKUP関数には次の3つの情報を指定する必要がある。

  1. 検索する値
  2. 検索範囲(表)
  3. 取得したい値がある列番号

■HLOOKUP関数との違い

HLOOKUP関数は表の中(複数の行や列)から、横方向に値を探す関数である。

HLOOKUP関数に関しては、「表の何行目のデータを取得したいか」を指定する。たとえば、IDが「4」の人の情報を取得したい場合、上から5行目なので「5」を指定する。

HLOOKUP関数には次の3つの情報を指定する必要がある。

  1. 検索する値
  2. 検索範囲(表)
  3. 取得したい値がある行番号

ExcelのLOOKUP関数が便利なシーン

ExcelのLOOKUP関数が便利なシーンを2つ紹介しよう。

  1. 登録IDから個人情報を抜き出す
  2. テストの点数に応じてコメントを行う

■1.登録IDから個人情報を抜き出す

まず、登録IDから個人情報を抜き出す方法を紹介する。

以下のようにIDごとに個人情報が書かれた表があるとする。LOOKUP関数を使えば、IDを指定するだけで、そのIDの人の情報を簡単に取得することが可能だ。

以下では、「=LOOKUP(F2,A2:A8,B2:B8)」と入力した。LOOKUP関数によって、F2に書かれたIDの情報を取得しようとしている。

F2は「4」と入力されている。つまり、LOOKUP関数で「4」の値を「A2〜A8」の範囲から探している。そして、「B2〜B8」の範囲から情報を取得しようとしている。

実行すると「佐々木」と表示された。「B2〜B8」の範囲から、IDが「4」であるものを探していたため、このような結果となっている。

今度は、IDが「4」の人の「年齢」を取得してみよう。以下では「=LOOKUP(F2,A2:A8,C2:C8)」と入力した。

「A2〜A8」から「4」を探すのは同じだが、今度は「C2〜C8」の範囲から情報を取得しようとしている。

実行すると、「63」が表示された。「C2〜C8」の範囲から、IDが「4」であるものを探していたため、このような結果となっている。

最後に、IDが「4」の人の「出身地」を取得してみよう。以下では「=LOOKUP(F2,A2:A8,D2:D8)」と入力した。

今度は「D2〜D8」の範囲から情報を取得しようとしている。

実行すると「神奈川」と表示されており、「D2〜D8」の範囲からIDが「4」の情報を取得できていることが分かる。

■2.テストの点数に応じてコメントを行う

今度はLOOKUP関数で、テストの点数に応じて別のコメントを書き込む方法を見ていこう。

以下では、「=LOOKUP(B2,{0,70,80},{“不合格”,”追試”,”合格”})」と入力している。LOOKUP関数の「検索範囲」には「{0,70,80}」と指定している。

そして、「対応範囲」には「{“不合格”,”追試”,”合格”}」を指定している。こうすることで、B2の値が「0点以上70点未満」なら「不合格」、「70点以上80点未満」なら「追試」、「80点以上」なら「合格」と表示できるようになる。

実行すると「追試」と表示された。B2は「78」なので「追試」で合っていることになる。

他の行にも関数を反映させると次のようになる。70点未満の場合は「不合格」、80点以上の場合は「合格」と表示されていることが分かる。

まとめ

本記事ではLOOKUP関数の使い方について解説した。最後に、LOOKUP関数の書式についておさらいしよう。

LOOKUP関数の書式:

「 =LOOKUP({検索値},{検索範囲},{対応範囲}) 」

また、VLOOKUP関数やHLOOKUP関数との違いは次のとおり。

  • LOOKUP関数:1行や1列の中から値を探し、特定範囲の値を取得する
  • VLOOKUP関数:表の中(複数の行や列)から縦方向に値を探し、特定列の値を取得する
  • HLOOKUP関数:表の中(複数の行や列)から横方向に値を探し、特定行の値を取得する

LOOKUP関数を使えば、表の中から簡単に一部分の情報を抜き出せる。

構成/編集部

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年3月14日(金) 発売

DIME最新号は、「人間ドッグの新常識」。医師が本音で語る、受けるべき検査・いらない検査とは? 鈴鹿央士ほか豪華インタビューも満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。