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Excelでバーコードを作成できるって知ってた?

2025.02.25

Excelではバーコード作成やQRコード作成を行うことも可能である。バーコードやQRコードを作成するには、Excel上に開発タブを表示させる必要があるのでやり方を覚えておこう。

Excelでバーコード作成ができると聞いたものの、やり方が分からないという方も多いのではないだろうか。バーコード作成を行うにはまず、Excel上に開発タブを表示させる必要がある。

本記事ではExcelでバーコード作成を行う方法についてまとめた。また、QRコード作成を行う手順についても解説する。

※お使いのバージョンによっては、インターフェースが異なる場合があります。

Excelでバーコード作成を行うには開発タブを出す必要がある

Excelでバーコード作成を行うには、開発タブをまず出さないといけない。開発タブを出すには、Excelの設定の変更が必要だ。

まず上部の「ファイル」タブをクリックしよう。次の画面で「オプション」をクリックする。

続いて、「リボンのユーザー設定」をクリック。

右の枠から「開発」を探し、チェックを入れよう。「OK」を押すと、設定変更が反映され、「開発タブ」が表示されるようになる。

Excelでバーコード作成を行う方法

Excelでバーコード作成を行う方法について解説する。バーコード作成を行う手順は次のとおり。

  1. 開発タブを開く
  2. コントロールを選択する
  3. バーコードを表示する
  4. バーコードの数値を変更する

ひとつひとつの手順について詳しくみていこう。

■1.開発タブを開く

まず、開発タブをクリックしよう。続いて「挿入」をクリックする。

なお、ExcelのバージョンやOSによっては「挿入」タブが表示されない場合もある。その場合は、バーコードやQRコード作成ができないので気をつけよう。

 

「挿入」から「コントロールの選択」をクリックする。

■2.コントロールを選択する

コントロールを選択するダイアログが表示される。ここから、「Microsoft Barcode Control」を選択して「OK」をクリックしよう。

「OK」をクリックしたら、マウスカーソルが十字になっていることを確認する。

■3.バーコードを表示する

マウスカーソルが十字になったら、適当なところでドラッグアンドドロップしてバーコードを表示させよう。「Sample」と書かれたバーコードが表示されたら成功だ。

■4.バーコードの数値を変更する

続いて、バーコードの数値を変更してみよう。

バーコードを選択した状態で右クリックし、「プロパティ」をクリックする。

Valueの欄に13桁の数字を入れてみよう。

するとバーコードから「Sample」の文字が消える。更に、入力した13桁の数字が表示されていることを確認しよう。

Excelではこのような流れでバーコードを作成することができる。

ExcelでQRコード作成を行う方法

続いて、QRコード作成を行う方法についてみていく。QRコード作成を行う手順は次のとおり。

  1. Barcode Control オブジェクトを立ち上げる
  2. QRコードに変更する
  3. URLを指定する

ひとつひとつの手順について詳しく解説しよう。

■1.Barcode Control オブジェクトを立ち上げる

さきほど作成したバーコードを右クリックし、「Microsoft Barcode Control オブジェクト」から「プロパティ」をクリックしよう。

■2.QRコードに変更する

続いて、「スタイル」の欄から「QRコード」に変更する。変更したら「OK」をクリックする。

「OK」をクリックするとバーコードがQRコードに変化している。画像のように「Sample」と書かれたQRコードが表示されることを確認しよう。

■3.URLを指定する

最後に、QRコードを特定のURLのものに変更する。バーコードを選択し、「プロパティ」をクリックしよう。さきほどはValueの欄に13桁の数字を入力したが、今度はURLを入力する。

ここでは試しに、dimeのトップページ(https://dime.jp/)のURLを指定した。

Valueの欄にURLを入れると、そのURLのQRコードに変化する。

作成したQRコードを読み込み、dimeのトップページに飛ぶことを確認してみよう。

以上が、ExcelでQRコードを作成する流れである。

まとめ

本記事ではExcelでのバーコード作成について解説した。最後に、バーコード作成の手順についておさらいしよう。

  1. 開発タブを開く
    1. 「開発」⇒「挿入」⇒「コントロールの選択」をクリック
  2. コントロールを選択する
    1. 「Microsoft Barcode Control」を選択して「OK」をクリック
  3. バーコードを表示する
    1. 適当なところでドラッグアンドドロップしてバーコードを表示
  4. バーコードの数値を変更する
    1. バーコードを選択
    2. 右クリック⇒「プロパティ」をクリック
    3. Valueの欄に13桁の数字を入れる

また、QRコード作成の手順は次のとおり。

  1. Barcode Control オブジェクトを立ち上げる
    1. バーコードを選択
    2. 右クリック⇒「Microsoft Barcode Control オブジェクト」⇒「プロパティ」をクリック
  2. QRコードに変更する
    1. スタイルの欄を「QRコード」に変更
    2. 「OK」をクリック
  3. URLを指定する
    1. バーコードを選択
    2. 右クリック⇒「プロパティ」をクリック
    3. Valueの欄にURLを入れる

バーコードやQRコードはExcelで簡単に作成することが可能だ。少し手順は複雑だが、便利な機能なので覚えておくと良いだろう。

構成/編集部

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