就職・転職活動における向上心の高さとは
先述のとおり、向上心の高さはビジネスシーンでも重要視されるものです。そのため、就職・転職活動において、向上心が高いかどうかは自己PRができるポイントのひとつになりえます。
ただし、自分のことを伝える際に単に「私は向上心が高いです」とだけいっても、主観的で自己満足と捉えられてしまうかもしれません。就職・転職活動においてプラスとなるアピールをするためには、相手への伝え方も大切です。
それでは、企業が求める向上心とはどのようなものか、自己PRとして伝える際のポイント、伝える際の注意点を確認していきましょう。
■企業が求める向上心とは
多くの企業が求める向上心の高さとは、以下のような特徴がある人材のことです。
- 目標に向かって取り組める
- 現状に満足せず、努力を続けられる
- 周りのメンバーによい影響を与えられる
- チャレンジ精神がある
向上心が高い人は、主体的に課題を見つけて解決を目指して努力できます。また、目標があれば粘り強く行動できます。積極的に自己研さんをしようとする姿勢を見た周りのメンバーにもいい影響を与えられ、全体でのモチベーションアップにつながる可能性もあるでしょう。
企業は、このように自分にも周りにもポジティブな影響を与えられるような人材を求めています。
■自己PRとして伝える際のポイント
自己PRとして伝える際のポイントは、以下のとおりです。
- アピールできる具体的なエピソードを伝える
- 仕事で向上心の高さをどのようにいかせるのかを伝える
- 漠然としたイメージにならないよう、伝え方をアレンジしてみる
向上心が高いと伝えようとしても、「高い目標を持っています」というだけでは企業側に響きません。目標に向かって努力をし続けられることがわかるようなエピソードを伝え、企業側に「この人ならば活躍してくれそうだ」と感じてもらうことが大切です。
そのためには、実際に取った行動や創意工夫をした点、数字に表れた実績などを具体的に伝えるといいでしょう。
■自己PRで向上心の高さを伝える際の注意点
向上心のことを自己PRで伝える際の注意点は、以下のとおりです。
- 伝え方に気をつける
- やって当たり前のことはアピールしない
- 向上心が非常に高いと思われると企業側が慎重になる恐れがある
- 協調性もあることを伝える
向上心の高さが自己PRになるとはいっても、行動がともなわなかったり空回りしたりしている疑いがあってはアピールの効果が期待できません。先述した伝える際のポイントを押さえ、説得力のある内容にしましょう。
また、当然のことを向上心の高さのアピールとして伝えると、逆にマイナスの印象を与えてしまうかもしれません。
さらに、実現困難な目標を伝えるなどして向上心が非常に高いと思われると、逆に達成できなかった場合の意欲低下を心配される可能性があります。向上心の高さによって頑固になり、周りとの輪を乱すのではと思われる恐れもあるため、向上心だけではなく協調性もあることも伝えるといいでしょう。
向上心を理解して仕事に役立てよう
向上心は「目標に向けて努力する気持ち」のことで、目標を立てるだけではなく実際に行動することも含む言葉です。向上心が高い人は、「積極的で行動力がある」「目標や夢を持っている」「コツコツと努力できる」「素直にアドバイスを受け止められる」などの特徴があります。
向上心の高さは仕事にも職場の環境にも、大きな影響を及ぼすものです。向上心を高める方法や転職活動をする際に自己PRするポイントなども理解して、仕事に役立てられるようになりましょう。
構成/chihaya