DIME MAGAZINE
電熱アイテムで手足ポカポカ
冬ツーリングを楽しむライダーたちの中で近年大幅にユーザーが増えているのが、電熱アイテムです。
電熱アイテムとは、電気の力を使って熱を発生させる製品のこと。グローブ・ベスト・靴下などのウエア類に加え、グリップ・シートといったバイクに装着するアイテムも人気です。
人気の一番の理由は即効性と効果の高さ、そして着ぶくれしないコンパクトさ。指先などカイロを使えない細かい部分を一瞬で温められるため「一度使ったらもう手放せない」と話す方もいました。
バイクのバッテリーから電源をとるタイプや、ポータブルバッテリーから電源をとるタイプなど、さまざまな製品が発売されたことで自分好みのスタイルを選びやすくなったのもユーザーが増えた理由です。安価な製品も増えてきているので、今後さらに人気が高まりそうな予感がします。
無理せず楽しい冬ツーリングを！
最後に例外としてご紹介するのが「寒くても我慢します」と答えてくれた、レザージャケットを羽織るファッショナブルなライダーの方。詳しくお聞きすると「オシャレは我慢。それに、我慢できないほど寒い時期は路面凍結が怖いのでバイクはお休みします」とのこと。
この意見には筆者も「なるほど、確かにそうですね！」と納得をしました。
実際に筆者自身も、冬のツーリングの最中に路面凍結や雪に出会って引き返した経験が何度もあります。タイヤが2本しかついていないバイクは、ちょっとしたスリップも命取り。標高や地域によっては春先まで凍結の危険があるため、春本番になるまでは油断大敵なのです。
今回の記事でご紹介した防寒対策アイテムは効果バツグンなものばかりですが、何より一番重要なのは、天気や体調と相談して無理をせずツーリングを楽しむことなのかもしれませんね。
それでは皆さん、楽しい冬のバイクライフをお過ごしください！
文／高木はるか
アウトドア系ライター。つよく、しぶとく、たくましくをモットーにバイクとキャンプしてます。 愛車はversys650、クロスカブ110、スーパーカブ90。
高木はるかの記事は下記のサイトから
https://riding-camping-haruka.com
編集／inox.
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