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新車の頃を思い出す!?洗車アドバイザーに聞いた洗車と室内クリーニングの超実践テクニック

2024.11.30

タイヤ&ホイールと下回りの洗いにはケルヒャーマルチクリーナーOC3 FOLDABLEがあると便利

その際、最初の水かけには、ケルヒャーマルチクリーナーOC3 FOLDABLEがあると便利。リチウムイオンバッテリー内蔵で、USB-Cケーブルでどこでも充電でき、フラットジェットノズル、折り畳める容量8Lタンク、畳むと厚さ108mmとコンパクト収納 ねじれにくいフレックスホース(1.8mの低圧フレキシブルホース)、40度までのお湯が使えるところ、そして持ち運び楽々な重量2.2kgという軽さなどが大きな特徴で、クルマ全体を洗うのには適さないものの、水圧である程度の汚れを落とすことができ、8Lタンクの容量は下回り、タイヤ&ホイールの洗浄にはぴったりなのである。

ケルヒャーOC3 FOLDABLE

カーシャンプーを使ったボディ洗車は上から下へが基本

続いてボディにホースで水をかけ、カーシャンプーを作り(コーティング施工車の場合はコーティング被膜に影響を与えない中性のカーシャンプー、コーティング車専用のカーシャンプー)、スポンジやタオルで、ボディの上から下へと、手早く洗っていく。のんびり洗うと、洗っている途中から洗剤成分が乾き始め、シミの原因になるから要注意である。

ボディの隙間はブラシ洗いすると水垢対策にもなる

しかし、スポンジやタオル洗いだけでは、例えばボディパネルの隙間、ボディパネルとライトレンズユニットの隙間などの細部までは洗えない。実はその隙間に詰まった汚れが、雨降りの後に隙間から水気とともに垂れ、縦状の水垢の原因になるのだ(新車でも隙間の内部が汚れていることもある)。そこで洗車時に、隙間をある程度コシがあり、毛先の柔らかいミニブラシでブラッシングしてやるといい。隙間の奥に詰まった汚れをかき出してやるわけだ。

ボディのカーシャンプー洗いが終わったら、速やかにホースの水でボディ、タイヤ&ホイールを含む下回りを十分に洗い流す。ここで洗い流しが不十分だと、これまた洗剤分によるボディのシミ付着の原因になるから念入りに。

水気の拭き取りには部位別に数枚のマイクロファイバークロスを使いたい

ボディ洗車の最後は当然、水気のふき取りだ。これもまた、屋外洗車の場合、スピードが要求される。のんびり拭き上げていると、水滴が乾き始め、やっかいなボディのシミ、リング状のウォータースポット付着の原因になるからだ。

そこでは拭き取るクロスの性能が重要。今では吸水、保水性能に優れたマイクロファイバークロスを使うのが一般的だが、マイクロファイバークロスの性能はピンキリ。筆者は80年代からユニセームというオランダ製の合成セーム皮(現在、生産中止)を使い続け、今ではマイクロファイバークロスと併用して使っているが、マイクロファイバークロスのほうは洗車のプロ、キーパーの現場でも使われている、コーティング専門店の拭き上げ用クロス=キーパークロスを使用。ボディに優しく、吸水、保水性能ともにハイレベルで、コーティング車に最適かつ水気を絞りやすい性能も持ち合わせているからだ。グリーンとブルーの2枚入りもあり、グリーンはボディ、ブルーは下回りといった使い分けもできる。が、筆者は洗車の拭き取りクロスとして、ボディ、下回り、タイヤ&ホイール、ウインドー、戸当たり(ドア断面やサイドシルなど)用の5枚を用意。そこまではちょっと・・・であれば、せめて、ボディ用、ウインドー用、下回り&タイヤ&ホイール用の3枚は揃えてほしい。とくにボディ用と下回り&タイヤ&ホイール用を兼用すると、ボディを痛める可能性大。ワックスを掛けているクルマのボディに使ったクロスでウインドーを拭けば、油膜の原因になってしまうからである。

プロ仕様のキーパークロス

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