Excelでフローチャートをサクッと作る3つの方法

2025.01.04

5. フローチャートをきれいに仕上げるコツ

視覚的に整ったフローチャートを作成するためには、デザインにも工夫が必要だ。以下のポイントを押さえると、プロ仕様のフローチャートが完成する。

フローチャートを見やすく、かつ美しく仕上げるためには、色やフォントの統一が大切だ。テーマカラーやカスタムカラーを活用し、全体に統一感を持たせることで、デザインの一貫性が保たれる。また、フォントや文字サイズも揃えておくことで、よりプロフェッショナルな印象を与えることができる。

図形やテキストの配置にはグリッドを表示すると正確に配置できる。均等配置や配置ガイドを活用し、チャート全体のバランスが整うように注意する。これにより、見た目にも整ったフローチャートが完成する。

フローチャート内の図形や接続線の太さ、図形の形などを統一することで、全体に一貫性を持たせる。特に、フローチャート全体で異なるスタイルが混在すると、視認性が低下し見づらくなるため、同じデザインルールを徹底することが重要だ。

エクセルでフローチャートを作成するのは、誰でも手軽に始められる作業だ。そのうえで、いくつかのコツを押さえることで、効率的で美しいチャートに仕上がる。

ぜひ、今回紹介した手順とテクニックを活用し、エクセルを使ってわかりやすく整ったフローチャートを作成し、日常の業務やプロジェクト管理に役立ててほしい。

この記事の内容を以下で簡単におさらいしておこう。

フローチャートは、業務やプロセスの流れを視覚化したもので、全体の手順や判断をわかりやすくする。業務効率や意思疎通の向上に役立つ。

エクセルの利点：特別なソフト不要で、他のデータと簡単に連携し、柔軟に編集可能。

手順1.図形ツールを使う:「挿入」→「図形」から必要な図形を選択し、ワークシートに配置。

矢印で各図形をつなげ、フローチャートを構成。

手順2.図形の配置と整列:Shiftキーを押しながら複数の図形を選択し、「整列」メニューで配置を整える。

手順3.サイズと色の統一:「サイズ」ツールで図形の大きさを揃え、テーマカラーを設定して統一感を持たせる。

・図形の複製：Ctrl + DやCtrl + ドラッグで同じ図形を複製し、作業時間を短縮。

・接続線の活用：図形間を矢印でつなぎ、プロセスの流れを明確にする。

・スマートアートの使用：「挿入」→「スマートアート」からテンプレートを選んで簡単に作成。

・色使いとフォントの統一

・図形のバランスと整列

・デザインの一貫性

構成／編集部