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Excelでパーセントを表示させる方法とエラーが出た時の解決策

2024.12.20

Excelでは「+」や「-」と同じように「%」を演算子として使い、パーセントの計算を行うことが可能である。この記事では、「200の50%は?」「50は200の何%?」といった計算を行う方法を解説する。また、「#VALUE!」エラーや「#DIV/0!」エラーが表示される場合の対処法についてもまとめた。

Excelで「%」(パーセント)を表示させる方法をご存じだろうか?今回は、様々な例を出しながら、表示の仕方を解説していく。

Excelでのパーセントの出し方

Excelでのパーセントの出し方について解説する。ここでは、以下の5つの計算方法についてまとめた。

例① 200の50%を出すには?⇒=200*50%
例② 50は200の何%?⇒=50/200*100
例③ 全体の50%が10の場合の全体の値は?⇒=10/50*100
例④ 200円の20%引きは?⇒=200*(100-20)/100
例⑤ 200円の税込(10%)価格は?⇒=200*(100+10)/100

■例①200の50%を出すには?

まず、200の50%を計算する方法について解説する。

計算方法はいたって簡単で、「=200*50%」と入力するだけである。「%」はExcelでは「+」や「-」などと同じように演算子として使うことが可能だ。

実行すると「100」と表示される。200の50%、つまり半分は100なので、計算結果は正しいということが分かる。

なお、「=200*0.5」としても同様の計算結果を得ることができる。

■例➁50は200の何%?

続いて、50は200の何%かについて解説する。

ある値が全体の何%かを求める場合は、まずある値を全体で割る。そして、その数に100を掛けると求めることができる。

以下の画像では、「=50/200*100」としている。ある値(50)を全体(200)で割って、その後に100を掛けている。

実行すると「25」と表示された。50は200の1/4なので「25%」ということで合っている。

■例③全体の50%が10の場合の全体の値は?

続いて、全体の50%が10の場合の全体の値を求めてみる。

この場合は「=10/50*100」とすることで求めることが可能だ。先ほどの計算式を応用することで、全体の値を逆算できる。

実行すると「20」と表示される。20の50%は「10」であるので、計算結果は正しいということになる。

■例④200円の20%引きは?

続いて、200円の20%引きの値を求めてみよう。

何割引きの計算は、「値*(100-%引き)/100」で求めることができる。

「=200*(100-20)/100」とすることで200円の20%引きを求めることが可能だ。

実行すると「160」と表示された。200円の20%引きは「160円」で問題なく合っている。

なお、税抜価格の計算も同じ要領で行うことが可能だ。200円の税抜(10%)価格は、「=200*(100-10)/100」で求めることができる。

■例⑤200円の税込(10%)価格は?

最後に、200円の税込(10%)価格を求める方法を紹介しよう。

税込価格の計算は、「値*(100+税率%)/100」で求めることができる。

「=200*(100+10)/100」とすることで、200円の税込価格を求めることが可能だ。

実行すると「220」と表示されており、税込価格が問題なく表示されることが分かる。

「#VALUE!」エラーが表示される場合の対処法

パーセントの計算を行ったものの、「#VALUE!」エラーが出てしまったという方もいるのではないだろうか。「#VALUE!」エラーは、文字列が計算結果に含まれている場合に発生するエラーである。

「#VALUE!」エラーが出てしまったら、計算式に文字列が含まれていないか確認しよう。

以下の画像では「=200*”50パーセント”」としてしまっており、セルに文字列が含まれているため、「#VALUE!」エラーが発生している。

「パーセント」ではなく「%」にしないと、%の計算を行うことはできない。「=200*50%」に修正すれば、「#VALUE!」エラーは解消される。

「#DIV/0!」エラーが表示される場合の対処法

「#DIV/0!」エラーは、0で割ろうとしているときに表示されるエラーだ。「0で割る」というのは数式として正しくないので、エラーが出てしまう。

「#DIV/0!」エラーが出た場合、数式に誤りがないか確認してみよう。

以下の画像では「=50/0」としており、0で割ろうとしているため、「#DIV/0!」エラーが発生してしまっている。0以外の値に修正することで、このエラーは解消できる。

まとめ

本記事ではExcelでのパーセントの出し方について解説した。最後にパーセントの計算方法についておさらいしよう。

例① 200の50%は?⇒=200*50%
例② 50は200の何%?⇒=50/200*100
例③ 全体の50%が10の場合の全体の値は?⇒=10/50*100
例④ 200円の20%引きは?⇒=200*(100-20)/100
例⑤ 200円の税込(10%)価格は?⇒=200*(100+10)/100

また、「#VALUE!」エラーや「#DIV/0!」エラーが発生したときは、落ち着いて数式に間違いがないか確認しよう。「#VALUE!」エラーの場合は「数式に文字列が含まれていないか」、「#DIV/0!」エラーの場合は「0で割ろうとしていないか」を確認すること。

構成/編集部

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