小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

新しい無料版Teamsでできることは?有料版との違いと使い方を解説

2025.01.08

「Teamsクラシック」のサービス終了に伴い、新たな無料版Teamsを使いこなすことができているだろうか?本記事では、有料版との違いや使い方を詳しく解説する。

Microsoft Teams(以下Teams)の無料版は、2023年4月にサービスを新たにし、オンライン会議の時間制限が設けられるなどのリニューアルが行われた。旧無料版Teamsは、新しい無料版Teamsへのデータの引き継ぎなどもできない仕様となっている。

本記事では、新しい無料版のTeamsでできることや有料版・旧バージョンとの違いについて解説する。基本的な使い方も併せてチェックしてほしい。

新しくなった無料版Teams

冒頭で触れた通り、現在提供されている無料版Teamsは、2023年4月にリニューアルされたサービスだ。まずは旧無料版Teamsが現在どうなっているのか、いつまで使えるのかなどを見ていこう。

■旧無料版(クラシック)はサービス終了

旧無料版Teamsは「Teamsクラシック」の名称で長らくサービスが提供されていたが、2023年4月12日をもってサービスを終了した。勘違いしやすいポイントだが、サービスが終了したのはTeamsクラシック、つまり旧無料版Teamsのみだ。「Teams essentials」や「Microsoft365 Personal」などの有料版Teamsは、変わらずサービス提供が続けられている。

なお、2024年10月現在、Teamsクラシックは新しい無料版Teamsにサービスを移行しており、利用できない状況になっている。

■新しい無料版 Teamsへのデータ移行はできない

Teamsクラシックは、新しい無料版Teamsへのデータ移行はできない仕様となっている。Teamsクラシックからデータ移行をするには、有料版Teamsの契約が必要だったが、2024年10月現在はデータ移行期間自体が終了している。今から有料版Teamsを契約しても、Teamsクラシックからデータを引き継ぐことはできない。

Teamsの新しい無料版と有料版との違い

無料版Teamsにおいて、もっとも気になるのが、有料版Teamsとの違い。ここからは、無料版Teamsと有料版Teamとの違い、Teamsクラシックと新しい無料版Teamsとの違い、ブラウザ版とアプリ版Teamsの違いをそれぞれチェックしていこう。

■無料版と有料版の違い

新・無料版Teams  Microsoft365 Personal Teams essentials  Microsoft365 Business Basic  Microsoft365 Business Standard
プラン概要  家庭向け  家庭向け 一般法人向け  一般法人向け  一般法人向け
月額料金(税込)  無料 1,490円 658円 988円 2,061円
参加人数  100人  300人  300人  300人  300人
制限時間 最長60分 最長30時間 最長30時間 最長30時間 最長30時間
チャットユーザー数  100人 300人 300人 300人 300人
クラウドストレージ  5GB 1TB 1TB 1TB 1TB
電話・WEBサポート  ×        

Teamsには、家庭向けプランと一般法人向けプランがある。一般法人向けプランでは、グレードアップすることでカスタムメールや追加アプリの導入などが可能だ。

無料版Teamsの大きな特徴は、オンライン会議時に60分の時間制限が設けられていることや、参加人数が100人であることなどが挙げられる。

■旧無料版と新無料版の違い

Teamsクラシック  新しい無料版Teams
参加人数  無制限  100人
制限時間  無制限 最長60分
チャットユーザー数  無制限 100人
クラウドストレージ  10GB  5GB

旧無料版Teamsクラシックと、新しい無料版Teamsでは、主に制限事項が変化している。参加人数や制限時間、チャットユーザー数に制限がかかり、若干厳しくなった印象だ。

■ブラウザ版とアプリ版の違い

WEB版Teams  デスクトップ版Teams
背景のぼかし 可能 可能
背景画像の種類 少ない  多い
ブレイクアウトルーム  利用不可 利用可能

WEB版Teamsとデスクトップ版Teamsとの違いは、主に背景画像の種類やブレイクアウトルームの利用可否が挙げられる。以前はWEB版Teamsでは背景のぼかしが利用できなかったが、2024年10月現在は利用可能だ。

無料版Teamsのインストール方法

WEB版とアプリ版の無料版Teamsのインストール方法と起動方法について解説する。普段使いする方は、アプリ版をインストールしておくと便利だ。

■WEB版はログインするだけでOK

WEB版Teamsは「無料のMicrosoft Teams」にアクセスし、Microsoftアカウントでログインするだけで利用できる。

「無料でサインアップ」をクリック。

Microsoftアカウントでログインすると、すぐにWEB版Teamsに切り替わる。

■アプリ版のインストール手順

デスクトップアプリを利用する際は、以下の手順でインストールしよう。今回はWindows11のパソコンを使用した例で解説する。

Microsoft Teamsの公式サイトにアクセスし「Teamsをダウンロード」をクリック。

ダウンロードフォルダに保存された「MSTeamsSetup.exe」をダブルクリックしよう。しばらく待つとTeamsのインストールが完了する。アプリが起動したらMicrosoftアカウントでログインする。

無料版Teamsの基本的な使い方

ここでは、無料版Teamsの基本的な使い方を、画像を用いてわかりやすく解説する。難しい操作はとくにないため、ぜひ一緒に操作してみてほしい。

■会議の作成・招待方法

会議を作成するには、Teams画面左にあるカレンダーのアイコンをクリック。すぐに会議を始める場合は「今すぐ会議」を、カレンダーに会議のスケジュールを追加する場合は「新しい会議」をクリックして会議を作成しよう。

「今すぐ会議」をクリックした場合、会議の名前を入力して「会議を開始」をクリックするだけでOK。その場で会議の参加者に招待したいときは「共有リンクを取得する」をクリックする。

「新しい会議」で予定を作成する際は、会議作成画面内の検索窓に招待したいTeamsユーザーの名前や電話番号などを入力すると検索・追加ができる。画面右上の「保存」を押下して会議を作成しよう。

■会議に招待された場合

会議に招待された際は、会議参加用のURLが共有されるはずだ。会議に招待されたときは共有リンクにアクセスする。

入室する前に、設定を確認する。参加アカウントの切り替え、マイクやカメラのオンオフ、背景フィルターの設定を済ませて「今すぐ参加」をクリック。

■チーム・チャネルの作成方法

Teamsにおける「チーム」とは、部署やプロジェクトごとなどに作成されたグループのこと。チーム内のメンバー全員が会話やファイルのやり取りを確認でき、素早い情報伝達に役立てられる。なお、無料版Teamsでは「チーム」の代わりに「コミュニティ」機能が使えるようになっているが、内容に大差はない。

一方で「チャネル」とは、「タスク」「雑談」「質問」などの話題ごとにチーム内に作成されるチャットルームのようなものだ。チーム(コミュニティ)は、画面左にあるグループのアイコンをクリックして作成できる。

チーム名や概要を記入して「作成」をクリックしよう。

チャネルを作成する場合は、チーム画面内左にある「+チャネルを追加」をクリック。

チャネル名を入力して「追加」をクリックする。

■背景フィルターの適用

背景フィルターを適用する際は、会議に参加する直前の画面から設定を変更しよう。

背景フィルターの設定を変更するには、WEBカメラをオンにして「背景フィルター」をクリックする。

画面右から好きな背景フィルターを選択しよう。無料版Teamsでも背景のぼかしフィルターを利用できる。

※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。

文/編集部

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年12月16日(月) 発売

DIME最新号は、「大谷翔平研究!」。今年を象徴するDIMEトレンド大賞の発表や、Aぇ!group、こっちのけんと他豪華インタビューも満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。