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キーボードの「Scroll Lock」が原因で起こるトラブルと解除する方法

2024.12.02

パソコンで作業中、矢印キーで思うようにカーソルが動かず、画面全体がスクロールしてしまうことがある。このような問題の原因として考えられるのが「スクロールロック」だ。この記事では、スクロールロックの解除方法などを解説する。

キーボード上の「Scroll Lock」は何のために存在するのか知っているだろうか。間違えて押してしまうと誤作動になりかねない、「Scroll Lock」が原因で発生するトラブルと、解除方法を解説する。

1. スクロールロックとは?

スクロールロックは、キーボードの「Scroll Lock」キーで制御される機能である。1980年代初期には、スクロールロックはコンピュータ操作において重要な役割を果たしていた。

特にテキストベースの端末では、スクロールロックを使うことで、画面を固定したままカーソルを移動させることができた。しかし、現在のPCではマウスやタッチパッドでのスクロールが一般的となり、スクロールロックを使う機会はほとんどない。

現代のPCでは、スクロールロックが使われることは非常に少なく、多くのユーザーはその存在すら知らないことが多い。このため、スクロールロックが原因でトラブルが起きることがある。

2. スクロールロックが原因で発生するトラブル例

スクロールロックがかかると、どのような症状が起こるだろうか。以下で具体的に見てみよう。

■一般的な問題

スクロールロックがオンになっていると、最もよくある問題は矢印キーで上下左右にカーソルが移動しないことだ。通常、矢印キーを押すとカーソルが動くが、スクロールロックがオンだと画面全体がスクロールしてしまう。そのため、思い通りに作業が進まず、操作が不便に感じることがある。

■ソフトウェアにおける問題

ExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトでは、スクロールロックがオンだと矢印キーでセルを移動できず、画面全体がスクロールしてしまう。この状態だと、データ入力や編集がスムーズに進まず、業務効率が低下する可能性がある。スクロールロックが原因だと気づかないと、さらに混乱することもある。

■ウェブブラウザにおける問題

スクロールロックが有効だと、フォーム内の文字列や選択リストの要素が移動してしまい、ページ全体をスクロールできなくなることがある。

 3. スクロールロックの解除方法

スクロールロックを解除するのは簡単だが、キーボードによっては「Scroll Lock」キーがないものもある。誤ってスクロールロックがオンになったときの解除方法を知っておけば、慌てずに対応できるだろう。

■Windowsでの解除方法

Windowsのデスクトップキーボードには、通常「Scroll Lock」キーが備わっている。このキーを押すだけでスクロールロックが解除され、矢印キーは通常の動作に戻る。

■ノートパソコンでのスクロールロック解除

ノートパソコンでは、キーボードがコンパクトなため「Scroll Lock」キーがないことが多い。この場合、Fnキーと「F12」や「F14」などのキーを組み合わせて解除する必要がある。デバイスによって異なるので、ノートパソコンのマニュアルを確認して、正しいキーの組み合わせを把握しておこう。

■外付けキーボードの問題への対応

外付けキーボードでも、スクロールロックキーがあれば、これを押すだけで解除できる。もしキーがない場合は、Windowsのスクリーンキーボードを使うか、キーボード設定でキーの割り当てを変更することも可能だ。

スクリーンキーボードの出し方を順に紹介しよう。

手順1.「Windowsボタン」から「設定」を選択する。

手順2.「アクセシビリティ」から「キーボード」を選択する。

手順3.「スクリーンキーボード」をオンにする。

ショートカットキーでスクリーンキーボードを表示させることもできる。

Windowsキー+Ctrl+「O」で、スクリーンキーボードの表示・非表示を切り替えられる。

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