Windowsのゴミ箱から削除したデータを復元する方法
ここでは、Windowsのゴミ箱から削除したデータを復元する方法を、初心者にもわかりやすく解説する。
データ復元ソフトにはさまざまな選択肢があるが、中でも「Recoverit」は世界中で500万人以上に利用されている人気のソフトだ。削除したファイルやフォルダを簡単に復元できたり、直感的な操作画面で、初心者でも迷わずに使えたりするなどのメリットがある。
Recoveritを使ってWindowsのゴミ箱から削除したデータを復元する手順を見ていこう。
1.Recoveritを起動し、左側のメニューから「ゴミ箱」を選択する。
2.「スキャン開始」をクリックすると、ゴミ箱のスキャンが始まる。スキャンの進行状況や見つかったファイル数が画面に表示される。
3.スキャンが完了したら、復元したいファイルにチェックを入れる。ファイル名や更新日時、サイズなどでフィルタリングすれば、目的のファイルがすぐに見つかる。
4.「復元」をクリックし、復元先のフォルダを指定する。元の場所とは別のフォルダを選ぶのがおすすめだ。再度「復元」をクリックすれば、データの復元は完了だ。
復元したファイルは、元のファイルと同じ場所に保存しないように注意してほしい。
ゴミ箱から削除したデータを復元して大事な情報を守ろう
仕事で使う重要なデータをゴミ箱から消してしまった、という悩みは本記事で紹介したツールを使って復元する方法を使えば解決できるだろう。
iPhoneやWindowsなど、媒体によって復元ツールや復元方法が異なるため、注意してほしい。データを復元できたらバックアップを取り、今後削除されないように対策してほしい。
大事なデータを削除してしまった場合でも、慌てずに情報を復元しよう。
文/金城裕貴(きんじょうゆうき)
明治学院大学法学部を卒業後、ITベンダーに入社。主にPCやサーバーなどのハードウェアや業務効率化向けのシステム販売に従事。現在は、Webライター・ディレクターとして活動しており、BtoB向けの記事制作を行っている。IT系のジャンルに強く、マーケティングツールや業務効率化システムなどの記事執筆多数。企業のSNS運用におけるライティングも行っている。