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企業が応募者の能力や資質を測定する「適性検査」の対策と合格するためのポイント

2025.02.14

【非言語系】適性検査の対策

非言語系の能力検査では、いわゆる数学の問題が出題されます。公式や考え方を理解している必要があるため、対策をせずに受けるのは避けたほうがよいでしょう。

ここでは、非言語系の能力検査に向けた対策を解説します。

四則演算を思い出す

非言語系の能力検査では四則演算が出題されることが多いため、計算の順番を確認しておきましょう。

四則演算とは、小学校で習う「足し算・引き算・掛け算・割り算」の4つの計算をまとめた呼び方です。四則演算の計算は、基本的に左から順に計算します。

ただし、カッコがある場合は「カッコ内の計算→掛け算と割り算→足し算と引き算」の順番で計算します。順序を間違えないように注意しましょう。

適性検査の種類によるものの、問題数が多い傾向にあることから、一定の計算スピードが求められます。問題集を繰り返し解き、解き方のパターンを覚えることで、スピーディーに正解を導き出せるようになるでしょう。

丸暗記をしてしまうと応用問題に対応できなくなるため、解き方のパターンを覚えつつ、考え方を理解する必要があります。

わからない問題はすぐに解説を確認する

わからない問題に遭遇しても長時間考え込まず、すぐに解説を確認することをおすすめします。とくに非言語系の能力検査では、どうしても解き方がわからない問題に遭遇することもあるでしょう。

適性検査では、なるべく多くの問題に触れておくことが重要です。そのため、わからない問題を自力で解こうとせず、すぐに解説を確認し理解するというプロセスを繰り返し、効率よく学びましょう。

【言語系】適性検査の対策

言語系の能力検査では、国語の問題が出題されます。知っているはずの内容でも、細かい点を忘れてしまっていることもあるでしょう。言語系の能力検査の対策方法を解説します。

文法のルールをチェックする

言語系の問題では、助詞(の・は・で)や助動詞(れる・そうだ)の使い方が問われる傾向があるため、文法のルールをチェックしておくとよいでしょう。

たとえば、「薬局で買う」の「で」と近い意味で使われている選択肢を選ぶといった問題が出題されることがあります。出題されやすい助詞や助動詞をチェックし、使い方を確認しておきましょう。

語彙力を強化する

語彙力を強化しておくことも、言語系の能力検査の対策の基本です。問題集に出ている慣用句やことわざ、四字熟語などを確認し、知らない言葉があればリストアップして覚えておきましょう。

隙間時間に見直し、暗記することで効率よく語彙力を高められます。

適性検査に合格するためのポイント

適性検査に合格するためのポイントは、以下の4点です。

・ある程度事前準備をしておく

・時間配分を意識する

・消去法を活用するテクニックを使う

・性格検査では正直に答える

各ポイントを解説します。

ある程度事前準備をしておく

適性検査で自分の実力を出し切れるように、テストの形式や受検方法に慣れておく必要があります。そのため、ある程度の事前準備をしておきましょう。

制限時間内に数多くの問題を解くことが求められることから、どの程度のスピードで解答すればよいかを確認しておくことが大切です。

また、Web受検にも慣れておいた方がよいでしょう。手元で計算してWeb画面で答えを選択したり、次の画面に進むと前の画面には戻れなくなったりするなど、ペーパー受検とは異なる独自の形式であるためです。本番前にWeb受検を体験し、感覚を掴んでおきましょう。

時間配分を意識する

時間配分を意識することも、適性検査を攻略するためには欠かせないポイントです。1つの問題に時間をかけすぎてしまうと、時間が足りなくなり、解答できる数が減ってしまいます。

その問題が解けそうかどうかを早めに判断し、難しそうな場合は飛ばし、次の問題に取りかかるといった割り切りも求められます。

消去法を活用するテクニックを使う

適性検査では、消去法を活用しましょう。消去法とは、明らかに誤りであるとわかる選択肢を除外し、正解の確率を上げる方法です。

正解がわからない問題であっても、消去法を活用すれば正解に近づきます。答えに自信がないからと空欄で提出することは避け、確信を持てなくてもすべての回答欄を埋めることをおすすめします。

性格検査では正直に答える

性格検査では、自分の考えや気持ちに近い選択肢をそのまま選びましょう。企業の求める回答を推測し、自分の気持ちとは反した回答をしてしまうと、その後の面接で整合性が取れず、企業に対して不信感を与えてしまいかねません。

仮に入社できたとしても、自分の価値観と社風が合わず、うまく馴染めない可能性があります。

企業によって求める人材像は異なり、さらに、1つの企業が求める人材像が1つのみとも限りません。自分に合う企業と出会うためにも、自分の考えに従って素直に回答しましょう。

適性検査のポイントと注意点を押さえて攻略しよう

適性検査とは、企業の採用活動の過程で、応募者の能力や資質を測定するテストのことです。応募者の能力や資質を客観的に評価できるため、入社後のミスマッチ防止に役立ちます。

「能力検査」と「性格検査」の2つに分かれているテストが主流であり、能力検査では言語能力や計算力、思考力などの知的能力を測定し、性格検査では応募者の考え方や価値観を把握します。

中途採用ではとくに企業とのミスマッチ防止が重要視される傾向にあるため、性格検査のみが行われることも珍しくありません。

適性検査で自分の実力を出し切るためには、テストの形式や受検方法に慣れておかなければなりません。適性検査のポイントと注意点を押さえ、準備をしたうえで臨むようにしましょう。

構成/橘 真咲

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