ちょっと変わったプロポーズ
続いて小川氏に、ちょっと変わったプロポーズのエピソードも尋ねてみた。
●愛犬や両親に見守られながらプロポーズ!
「プロポーズといえば二人きりで行うもの、というイメージが強いかもしれないのですが、どなたかに見守られながらのプロポーズも増えてきています。親しいご友人やご両親に見守られながらや、大切な愛犬と一緒にプロポーズを行うというのがその例です」
●お相手からのプロポーズ要望を存分に聞いて演出
「お相手様からの『ここでプロポーズをしてほしい』というリクエストのもと、お打ち合わせの段階からお二人でご参加いただく方もいます。
例えば先日は、お相手様から『青山セントグレース大聖堂のチャペルで写真が撮りたい』『片膝をついて指輪の箱をパカっと開けてプロポーズしてほしい』『好きな白色を取り入れたい』というご希望をいただいたため、ご希望通り、男性が白薔薇の花束を持ってチャペルの中で待機していているところに女性が扉から入場。バージンロードを進んで男性のもとに向かい、花束と指輪を渡してプロポーズされました。
プロポーズ成功後にチャペルの扉を開けると、目の前には無数のシャボン玉が舞い上がる『バブルシャワー』を女性へは内緒でご用意していました。理想のプロポーズが叶った上に、写真映えするサプライズまであり、女性はとても感動されていました」
プロポーズを成功させるための演出のポイント
プロポーズのプロとして、プロポーズを成功させるための演出のポイントを尋ねてみた。
「プロポーズで大切なのは、相手に結婚の意思をはっきりと伝えることです。照れくささで控えめに伝えたところ、言葉によってはプロポーズされていることに気が付かなかったというお話を聞くこともあります。ですので、ゆっくりと、落ち着いたトーンでお話をするよう心掛けると良いでしょう。本番では頭が真っ白になることもあるので、気持ちを手紙に書いておき、その場で読むこともおすすめです。
そして意外と忘れがちなのが、『自分がしたいプロポーズ』でなく、『どうしたらお相手が喜んでくれるか』を考えること。もしその方法に困ったら、私たちプロポーズプロデューサーに相談してみてくださいね」
プロポーズは、今や宿泊施設や専門会社に依頼して演出を手伝ってもらうことができる。プロポーズのプロに相談して、特別な演出アイデアをもらったり、シチュエーションを用意してもらったりするのもよさそうだ。
【取材協力】
あさま空山望「フラワープロポーズプラン」予約サイト
小川 真里氏
株式会社ベストブライダル プロポーズプロデューサー
2016年株式会社ベストブライダル入社。東京近郊のゲストハウスウエディング会場やレストランを中心に、今まで200件以上のプロポーズに携わる。
https://www.bestbridal.co.jp/propose/
取材・文/石原亜香利
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