Instagramユーザーの興味関心を可視化、ターゲットに合った施策立案に活用
電通デジタルは、SNS上のユーザーを共通の興味関心・ライフスタイルを持つ集団〝トライブ〟で捉えることで、SNSマーケティングを高度化する独自の統合フレームワーク「Tribe Driven Marketing(トライブドリブンマーケティング)」(※1)の仕組みを生かし、Instagram上のアクティブユーザー(※2)を〝トライブ〟という独自の切り口で分析する国内初(※3)の新サービス「Tribe Driven Marketing for Instagram」を開発。2024年10月16日より提供を開始した。
※1 https://www.dentsudigital.co.jp/news/release/services/2022-0908-000037
※2 Instagramにおいてエンゲージメント(いいね・コメント・保存・シェア)をしているユーザーのこと
※3 Instagramにおいて、アクティブユーザーをトライブ別に分析するサービスとして。2024年10月時点同社調べ
■「Tribe Driven Marketing」開発の背景
Instagramを活用したコミュニケーション施策においては、Instagram独自のアルゴリズムを理解し、適切なコミュニケーションを設計することが重要。
企業やブランドのアカウント運用者は、アクティブユーザーの興味関心を把握し、エンゲージメントを効率よく獲得することにより、アカウントや投稿の価値を向上させることが可能になる。
しかし、投稿に反応しているユーザーの属性や特徴、アカウントへの愛着が高いコアファンの有無を、エンゲージメントなどの定量データに基づいて分析することは困難であり、クリエイティブ戦略やコミュニケーション施策の立案にあたっての課題となっている。
このような状況を踏まえ、電通デジタルはInstagram上の投稿やアカウントの現状を分析し、戦略策定から運用方針の提案まで一気通貫で提供するための新サービス「Tribe Driven Marketing for Instagram」を開発した。
■「Tribe Driven Marketing」の概要
本サービスでは、Instagram上のアクティブユーザーの特性や興味関心で区分した〝トライブ〟という集団でとらえて分析する独自の手法によって、Instagramアカウントの投稿に反応しているアクティブユーザーの傾向などを可視化することができる。
本サービスを企業・ブランドのアカウントごとに適切にカスタマイズし活用することで、エンゲージメントだけではない観点での定量的なユーザー分析が可能となり、Instagramの最新アルゴリズムに即した、ターゲットに合ったコミュニケーションプランやクリエイティブを立案することが可能となる。
こなきの発表に際して電通デジタルでは、「〝トライブ〟基点でのマーケティング活動を国内電通グループ各社と連携・推進し、『Tribe Driven Marketing』フレームを活用したより高度な分析に基づいた企画から運用までを一気通貫で支援を行なうことで、クライアント企業の事業成長に貢献します」とコメントしている。
関連情報
https://www.dentsudigital.co.jp/news/release/services/2024-1016-000177
構成/清水眞希