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まずは体を動かそう!心が疲れた時におすすめのリカバリー法

2024.10.17

大人になって気づく、子ども頃にはなかった「新しいギモン」。

人間関係であったり、仕事関係だったり、生き方そのものだったり、あらためて「なぜ?」「何が正解?」と考え込んでしまった経験はありませんか?そして、ギモンと向き合うのが面倒だからと、スルーしてストレスを抱えてはいませんか?

今回は、事業成長の専門家で 「絆徳の経営スクール」を主宰する清水康一朗氏による著書『おとなのギモン 心のギモンは賢く手放そう』から一部を抜粋・編集し、人生を圧倒的に生きやすくするギモン解消のヒントを紹介します。

おすすめのリカバリー方法は?

《A》『心の疲労は、心への働きかけでは解決できない』

まずは何より身体を動かすことがおすすめです。

運動は、心の疲労物質を洗い流す効果がありますので、休みがとれたら、率先して体を動かす時間を設けましょう。個人的には、便利な社会に生きている現代人こそ筋肉を鍛えるべき、と筋トレをおすすめしていますが、まずは、簡単なところから、朝起きて散歩するだけでも十分です。

また、キャンプなど自然の中で時間を過ごす機会を作ってみるのも効果的です。自分の視野を人工的な物から自然な物に変えてみましょう。比較してみれば明らかですが、自然の中に直線はほとんどありません。が、人工物の多くは直線で作られています。この直線の世界から曲線の世界へと目に映る物を変えることで、心から杓子定規な硬さが取り除かれていくものです。

さらに、休みの日に限らず、日頃から瞑想の時間を取り入れるのも効果的です。最初は2~3分でもよいですから、呼吸を整え、心を落ち着かせる時間をもってみましょう。人間の脳の中では、毎日何万回という思考が浮かび続けているといわれていますので、意図的に思考を落ち着かせる時間を作るだけでも、心も脳もかなりのリフレッシュになります。

ただし、心が疲れている状態は、考えすぎた結果として起きていることも多いので、頭の中だけで考えて対応しようとしても、より一層問題を深刻化させてしまうことがあり得ます。簡単に言えば、呼吸を整えて考えすぎないことです。瞑想の注意点があるとしたら、筋肉の緊張をとる、姿勢を正す、呼吸を整えるなど、身体的な面の準備ができてから取り組むことです。心の疲労は、心への働きかけだけでは解決できないので、ぜひ身体を動かして、すっきりした状態で取り組むことをおすすめします。

そうして心と身体が少しでもリラックスできるのであれば、そこで初めてポジティブに仕事と向き合うことができるようになるものです。

★ ★ ★

おとなのギモン 心のギモンは賢く手放そう』
著者:清水康一朗
発行:株式会社日本経営センター(フローラル出版)
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清水 康一朗 しみず・こういちろう
ラーニングエッジ株式会社の代表取締役社長。Forbes オフィシャルコラムニスト。2022年1月発刊『絆徳経営のすゝめ 100年続く一流企業は、なぜ絆と徳を大切にするのか?』の著者。「絆徳の経営スクール」代表。会員1.3万人のコミュニティ「社長の教養」を主宰。セミナーズの創始者。鮎川義介氏などの日本的経営の研究のみならず、アンソニーロビンズ日本事務局長、ブライアントレーシージャパン株式会社の代表取締役会長、ジェイエイブラハムジャパン株式会社の代表取締役会長、ドラッカー学会推進員などを歴任。日本人の経済教育、歴史教育、道徳教育をライフワークとして力を注いでいる。これまでにギリシャ哲学、インド哲学、東洋思想など探求し、西洋と東洋を融合した和魂洋才の経営哲学を確立。「精神的にも経済的にも豊かな日本に向けての貢献したい」という想いから、「絆徳の経営スクール」を立ち上げ、経営教育の流通に努めている。Apple 創業者スティーヴ・ウォズニアック、YouTube創業者チャド・ハーリー、Twitter 創業者ビズ・ストーンなど日本に招聘し、世界トップクラス経営者によるビジネスセミナーのイベント規模において最大規模の実績を持つ。

構成/DIME編集部

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