任天堂(7974)が株式を上場(店頭登録)したのは1962年のこと。その当時の社名は、「任天堂骨牌」でした。会社四季報アーカイブをみると、当時の記事をチェックできます。
ところで「骨牌」という言葉は、あまり一般的ではないですよね。いったいどのように読むのでしょうか。
正解 かるた
読み方は「かるた」です。花札かるたが主力事業だった任天堂骨牌は、ディズニートランプのヒットによってトランプが主力事業に変化。そのためもあり、1963年には骨牌を外して「任天堂」へと社名変更しています。任天堂のホームページによると、任天堂骨牌という社名だったのは、1951年から1963年の間。その前の社名は「丸福」でした。
昭和35年(1960年)の売上高は3億8700万円。その横にあるスティール家具のイトーキ(7972)の半分程度の売上でした。現在の任天堂の売上高は1兆円を軽く超えていますが、株式市場にデビューした当時は、トランプが急成長中のカードゲームメーカーだったのです。
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文/会社四季報編集部
本記事は四季報オンラインからの提供記事です