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入社5年目の社員が気づいた「最短でできないことができるようになる」思考法

2024.10.21

入社して5年目になります。私自身、入社当時からできない社員としての自覚がありました。私が体験してきた出来ないこと出来るようになる思考法を述べさせていただきます。

識学は、ビジネスや組織運営において、目標達成のための思考法を重視する理論であり、特に「できないことをできるようにする」ためのプロセスに関しても重要な洞察を提供しています。識学における基本的な概念やアプローチを駆使することで、人は自分の限界を突破し、目標に向かって確実に進むための思考法を身につけることが可能です。以下に、識学的な観点から「できないことができるようになる」ための思考法を、具体的なステップや考え方に基づいて詳しく解説します。

1. 現実の正確な把握とゴール設定

識学の基本的な考え方のひとつに、「現実を正確に把握する」ことが挙げられます。これは、自分自身や現状を過大評価せず、事実に基づいて冷静に分析することを意味します。できないことがあるとき、まずはそれを無視したり感情的に否定したりするのではなく、現実として受け入れることが大切です。なぜできないのか、その理由を細かく分解し、具体的に特定することが第一歩です。たとえば、スキルや知識が不足しているのか、あるいは心理的なブロックがあるのかを見極め、対策を講じることが重要です。識学では、この現実の把握を基にして、達成すべき目標を明確に定義することを強調します。目標はあいまいなものではなく、具体的かつ測定可能なものでなければなりません。たとえば、「営業成績を向上させる」という目標ではなく、「3か月以内に売上を20%増加させる」というように、具体的な数字や期限を設定することが必要です。このようなゴール設定により、現状と目標のギャップが明確になり、達成のためのステップを計画しやすくなります。

 2. 役割の明確化と自己責任の徹底

識学では、役割を明確にすることが重要な要素とされています。特に「できないことをできるようにする」ためには、自分の役割を正確に理解し、その役割を果たすことができるかどうかを冷静に判断することが不可欠です。多くの人は、自分の役割を正しく認識していないか、あるいは役割の曖昧さに逃げ道を見つけてしまうことがあります。識学では、自分がどのような責任を負っているのか、何をすべきなのかをはっきりと理解し、それに基づいて行動することを求めます。たとえば、チームリーダーである場合、自分が果たすべき役割はチーム全体のパフォーマンスを最大化することです。個々のメンバーのタスクに深入りするのではなく、全体を俯瞰し、チームの目標達成に必要な環境や支援を提供することがリーダーの役割です。このように役割を明確にすることで、優先すべき課題が見えやすくなり、効率的に行動することが可能となります。また、識学では自己責任の徹底が重視されます。つまり、結果に対して他人や環境に責任を転嫁することなく、自分の行動とその結果に対して全責任を負うという考え方です。この姿勢を持つことで、「できないこと」を「できること」に変えるための具体的な行動を自ら進んで取ることが可能になります。

3. 感情と行動の分離

「できない」と感じるとき、多くの場合、感情が行動を制約しています。識学の思考法では、感情と行動を明確に分離し、感情に左右されない冷静な判断を下すことが求められます。失敗への恐れや不安は、行動の妨げとなることが多いですが、識学ではそのような感情に基づいた判断を排除し、論理的かつ現実的なアプローチを取ることを推奨しています。たとえば、あるプロジェクトが成功するかどうかを心配するあまり、行動を起こせないという状況に陥ることがあります。このような場合、感情に引きずられて判断を先延ばしにするのではなく、目標達成に向けた必要な行動を冷静にリストアップし、一つずつ実行に移すことが重要です。識学では、「思考のシンプル化」として、必要な行動を細分化し、感情に左右されず淡々と実行することが推奨されています。

4. 行動の継続とフィードバックの活用

「できないこと」を「できること」にするためには、何よりも行動を続けることが重要です。しかし、その行動が目標達成に向けた正しい方向でなければ意味がありません。識学では、行動を続けると同時に、常にフィードバックを得て、その結果に基づいて行動を修正することが強調されます。たとえば、営業のスキルを向上させたい場合、ただ闇雲に営業活動を続けるだけではなく、上司や同僚からフィードバックを受けたり、顧客の反応を分析したりして、その都度自分のやり方を見直すことが必要です。このプロセスを繰り返すことで、目標達成に近づくための最適な行動を見つけ出すことができます。識学では「修正力」という概念も強調されており、目標に向かう途中での失敗や間違いを修正する能力が結果に大きな影響を与えると考えられています。失敗は避けられないものですが、その失敗をいかに早く修正し、再び前進するかが成功へのカギとなります。

5. 「できない理由」を排除する思考法

「できない」と感じる理由は、外部の環境や他者に起因することが多いと考えがちです。しかし、識学ではこうした外的要因に対する依存や責任転嫁を徹底的に排除する思考法を推奨しています。たとえば、「時間が足りない」「上司がサポートしてくれない」「市場環境が厳しい」といった理由で行動を制限してしまうのではなく、自分がコントロールできる範囲にフォーカスして、何ができるのかを考えることが求められます。識学の理論に基づくと、外的要因は常に変動し続けるものであり、それに左右されずに自分の行動を最大限に活かすことが、最終的な成功につながるとされています。このため、環境や他者を言い訳にせず、自己のコントロール可能な範囲で行動を起こすことで、「できないこと」を「できること」に変えていくことが可能になります。

まとめ

現実を冷静に把握し、明確な目標を設定し、自分の役割を正確に理解することが第一歩です。感情に左右されず、論理的かつ現実的に行動を計画し、フィードバックを受けて修正しながら継続的に行動することが必要です。また、自己責任の姿勢を貫き、外的要因に左右されずに行動を最大化することで、最短で目標を達成し、「できないこと」を「できること」に変えていくことができるでしょう。このプロセスを通じて、より高い成果を生み出し、自身の成長を加速させることができるでしょう。

文/識学

この記事はマネジメント課題解決のためのメディアプラットホーム「識学総研」による寄稿記事です

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