パナソニック ホールディングスは、2025年1月7日から米国・ラスベガスで開催される世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」に出展。開幕初日にはグループCEOの楠見雄規氏が登壇してオープニングキーノートを行なうと発表した。
CES 2025におけるパナソニックグループのテーマは“WELL into the Future”
パナソニックグループは、世界中の人々が集まるCESを、最先端のテクノロジーを体感して、インスピレーションが得られる重要な機会と位置付けて1967年から出展を続け、ビジョンや社会課題の解決に貢献するイノベーションを発信してきた。
楠見氏も研究開発(R&D)や企業経営の分野で長年の卓越したキャリアを築いており、イノベーション、デジタルトランスフォーメーションだけでなく、より良い人類社会のため環境問題の解決に情熱を注いでいる。
今回のオープニングキーノートで同グループは、人々の健康・快適・安全なくらしに加え、社会の持続可能性を高めるための革新的なテクノロジーに焦点を当てて最前線の取り組みを紹介して、パナソニックグループが目指す未来の実現に向けて新たな一歩を踏み出すことを示すという。
「CES2024」パナソニックブースの外観
今回の発表に際して、楠見氏は次のように述べている。
「CES 2025におけるパナソニックグループのテーマは“WELL into the Future”です。パナソニックグループは、精神的な安定と物資の供給が相まってはじめて人生の幸福が安定する、そのような『物と心が共に豊かな理想の社会』を実現することを使命として掲げています。
“WELL into the Future”には、パナソニックグループがその実現に向け、各分野で挑戦を続けるパートナーの皆様と、よりよい未来に向けた新たな変革のうねりを起こしていくという思いを込めており、それぞれが提供する製品・技術・サービスはもとより、喫緊の課題である地球環境問題解決に向けたアクションを含めたあらゆる事業活動により、明るく豊かな未来の実現に貢献していくことを約束します」
またCESを主催するCTA(The Consumer Technology Association=全米民生技術協会)のCEO Gary Shapiro氏は、次のように話す。
「パナソニックグループとCTAは、イノベーションと社会のトレンドを認識し、推進することで発展してきました。楠見氏のリーダーシップにより、スマートエナジーの未来とウェルビーイングに関するパナソニックグループの最新のビジョンは、再び市場を変革していくと期待しています」
CTA会長のKinsey Fabrizio氏も、パナソニックグループの出展に期待感を示す。
「パナソニックグループは、1967年の第1回『CES』からの参加企業であり、以来毎年、人々を優先するイノベーションを構築してきました。鋭い見識によって未来を見据える楠見氏は、テクノロジーが人々の生活のあらゆる側面に及ぼす影響について、新しい視点をもたらしてくれるでしょう」
■CES 2025オープニングキーノート
メインスピーカー/パナソニック ホールディングス株式会社 グループCEO 楠見雄規 氏
会場/ザ ベネチアン リゾート ラスベガス内 パラッツォボウルルーム
現地時間(PST米国太平洋時間)/2025年1月7日(火)AM8:30~10:00
日本時間/2025年1月8日(水)AM1:30~3:00
※オンライン中継及びアーカイブ配信を予定
■CES 2025開催概要
期間/2025年1月7日(火)~1月10日(金)(PST米国太平洋時間)
主催/The Consumer Technology Association(CTA)全米民生技術協会
開催地/米国 ネバダ州 ラスベガス
会場/ラスベガスコンベンションセンターほか
公式サイト/https://www.ces.tech/
関連情報
https://news.panasonic.com/jp/
構成/清水眞希