仕事をしている時にたまにイラッとくるメールが届くことってありませんか?
こちらの問いに応えずに自分の要件だけを返信してくる人、事前のやりとりでこちら伝えたことを改めて聞いてくるバカ、丁寧すぎるうえにCCが多すぎて誰に何を求めているのかさっぱりわからないポンコツメールなどなど、しかもそういう人に限って、いくた注意しても自分の非を認めなかったりしますよね?
そんなアナタにちょっとすっきりする生成AIの活用法を教えます!
あまり大きな声では言えませんが筆者も日々の仕事で実践しているので、めちゃくちゃおすすめです。ストレス解消とウェルワーキングに効くこと間違いなし。
ちなみに以下はあくまで例ですので。実際に使うかどうかはご自身で判断してください。
例文1 こちらの伝えたことを全然理解していなかった後輩への返信
本音のメッセージを生成AIに入力
以下の文章をビジネスメールとして適切な表現に書き直してください。
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おまえなめてんのか?
ふざけたこといってねぇでさっさと自分の仕事しろ馬鹿。
それと昨日の資料を明日までに作っておけよ。
何回もいうけど、部長の事前確認もわすれんなよ。
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AIさんによる変換(今回はGeminiを使用)
件名:業務に関するお願いと確認
〇〇様
業務の進捗について、いくつか確認とお願いがございます。
- 現在担当されている業務について、進捗状況に遅れがないか、再度ご確認ください。
- 昨日の資料については、明日までに作成し、部長の事前確認も忘れずにお願いいたします。
期日厳守にご協力をお願いいたします。
〇〇
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スキのない立派なビジネスメールに変換してくれました。ありがとうGemini!
いかがですか? なんかすっきりしますよね?
さすがGmailで毎日山のようなメールの文章を学習してるだけのことはあるね(←皮肉につき事実確認してません)
例文2 無理難題を押しつけてくる上司への返信
続いては上司への返信メールの実例です。
本音のメッセージを生成AIに入力
以下の文章をビジネスメールとして適切な表現に書き直してください。
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○○部長
この前会議の時に言っただろ、寝てたのか? ちゃんと聞いとけよ!
そもそもこの目標設定自体無理なんだよ。
予算も人員も削減されて、売上伸ばせとかどんな無理ゲーだよ。
おまえは上司失格だ。一回頭冷やして出直して来い。
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AIさんによる変換(今回はGeminiを使用)
件名:目標設定に関する懸念と再考のお願い
〇〇部長
先日〇〇会議にて共有頂きました目標設定について、いくつか懸念点があり、再考をお願いしたくご連絡いたしました。
現在の予算および人員状況を鑑みると、設定された目標達成は非常に困難であると危惧しております。
つきましては、現状を踏まえ、目標設定について再度協議させて頂きたく存じます。
お忙しいところ恐縮ですが、ご検討頂けますと幸いです。
〇〇
今回も見事な生成AIは今回も見事な変換力を発揮してくれました。
これならそれとなく本音を伝えられます…ね!
以上、ちょっと心がすっきりする生成AIの活用法でした。
みなさんもイラッとくるメールが来たら試してみてくださいね!
文/相原アイコ