仕事の合間や終業時に「サ活」も可能! 「ととのう」ことで社員間のコミュニケーションをスムーズにし、創造力と生産性を高めている「熱い」企業を紹介する。
タマディック
フィンランド大使公認の本格サウナ!
航空・宇宙、クルマ、ロボティクスなど幅広い分野で活躍する総合エンジニアリング企業。創業以来、「国内初の宇宙ロケット」「世界初の量産ハイブリッドカー」などのプロジェクトに携わる。
日本初、フィンランド大使からオフィスサウナとして認定。室内にはハルビアのヒーターを設置。
水風呂から天井まで木のぬくもりにあふれた設計にも坂茂氏のアイデアが込められている。
〈Reason Why〉
私がサウナの魅力に目覚めたことがきっかけです。疲労回復などの有用性を自社スタッフにも知って欲しいと思い、世界的な建築家・坂 茂氏が手がけた「タマディック名古屋ビル」にサウナを設置することを決めました。主に仕事終わりのスタッフが利用していますが、歓迎会や部活動の打ち上げ、お取引先を招いた接待としても利用されていますよ! その場合、サウナ入浴だけではなくテラスやホールで軽い懇親会も併せて実施することが多いですね。スタッフ同士のコミュニケーションが高まったという役割のほか、従業員の健康意識も高まっています。会社の健康診断では二次健診該当者率が減少しているといったデータも出ています。これを受けて、愛知県豊田市の新拠点にもサウナを設置予定です!
タマディック
代表取締役社長
森実敏彦さん
『マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道』(講談社)を読んだのをきっかけに、熱波の道を歩きはじめ、自社オフィスに。
はたらクリエイト
会社の2拠点にサウナを設置
結婚や出産などを機にキャリアを諦めざるをえなかった女性が、未経験でもキャリアに挑戦できる環境作りと事業開発を行なう。DXやGX支援などITを活用した事業を展開。
長野県御代田町のコワーキングスペースに併設。利用者やクライアントが自由に入浴できる。
スタッフの福利厚生として活用される長野県佐久市の施設。ファミリーデーには家族も入浴可。
〈Reason Why〉
2019年にまず長野県佐久市のオフィスに2022年には御代田町にオープンさせたコワーキングスペースにそれぞれサウナを設置しました。「はたらくをどう発展させるのか?」を社会に問いかけるのが弊社の目指すもの。それを実現するため、クライアントやスタッフらが〝コミュニケーションを取りながら楽しめる場〟として活用できると考えてサウナをオープンさせました。これをきっかけに、社内でサウナ部が設立されたり、部や仕事のチームを超えたコミュニケーションが生まれたりしています。ビジネス面では『浅間サウナライン』というサウナメディアが立ち上がり、イベントの開催やサウナ飯として、長野県名物のおやきに新感覚のアレンジを加えた「サまん」などのオリジナル商品の開発にもつながっていますよ!
はたらクリエイト
マネージャー
金 久美さん
会社にサウナを作ったことをきっかけにサ活に目覚める。長野県の自然を満喫できるアウトドアサウナが大好物。
SKY-HIが自社ビルにサウナをつくった理由とは?発売中のDIME最新号の特集は「サウナのある会社が元気な理由」
数年前のブームから文化として定着しつつあるサウナ。今では仕事帰りに1セットという人も多いだろう。「そんなサウナがもし、会社の中にあったとしたら?」今回DIMEでは自社ビルにサウナを設置したという企業に直撃取材! 彼らが〝熱波師〟のごとく、ビジネスに旋風を巻き起こせた理由はサウナにあった!?