ショップ店員「ボーナスステージへようこそ!」
展示室を抜けると、ショップ(第2展示棟1階)へとたどり着く。そこには任天堂グッズがところせましと並んでいるのだが、入るやいなや店員さんが「ボーナスステージへようこそ!」と声をかけてくれた。いかん、気の利いた言葉に、思わず財布のひもが緩んでしまう……どうやらショップ名が『BONUS STAGE』のようだ。
店内には、超特大サイズの「コントローラー型クッション」が!!
全部ほしい。でも、これらひとつひとつが両手でかかえなければいけないほど超デカい。今回は諦めよう……。
バーチャルボーイをモチーフにしたTシャツが販売されている。幼稚園の頃、バーチャルボーイがほしかったけど買えなかった心の穴を、今このTシャツを買って埋めちゃおっかな……。
ほかにもペンやメモ帳などの文具、マグカップ、クッキーなどの定番お土産も揃っている。もちろん、任天堂製の花札も購入可能だ。
サワラのハンバーガーで京都を感じる?
ショップでの買い物を終えてホクホクな筆者。今度は空腹を満たすため、第3展示等の1階にあるカフェ『HATENA BURGER』へ。
QRコードを使ってメニューを読み込み、スマホで注文する形式のようだ。料金の支払いと受取をカウンターで行う。
なんと、自分好みにハンバーガーを自作できるらしい。ざっと見渡しただけでも「サワラの西京焼き」「しば漬け」「万願寺とうがらし」など、よそのハンバーガーショップでは聞いたこともないようなトッピングが目に入る。カフェでも楽しんでもらえるようにと、任天堂の歴史にインスパイアされた株式会社スマイルズが商品開発・運営をしているという。
早速スマホで注文してみた。
バンズにもいくつか色があるらしい。せっかくなので食べたことのない、赤色にしてみよう。味はかわらないとのこと。
ほかにも、サワラの西京焼き(筆者は食いしん坊なので2倍量の「ダブルサイズ」)、万願寺とうがらしなど、せっかくなのでここでしか食べられない食材で京都を感じてみようと試みる。
わわ、たくさん具材が降ってきた!! 食いしん坊なのでさらに厚揚げもトッピングしてみる。
ソースは何味にすればよいのか皆目見当がつかなかったので、しば漬けタルタルソースにしてみた。サワラの西京漬けにすでに味がついているはずなのに、その上にしば漬けタルタルソース……いやそもそも、しば漬けタルタルソースってなんだ? だが、好奇心をくすぐられることは確かだ。
他にも「コロコロポテト」と「カフェラテ」を注文。届いたのがこちら。
筆者の食品撮影テクが乏しいのは本当に申し訳ないのだが、味は見た目よりもきちんとまとまっている。食べたことない味、でも美味しい~~!!
どうやら、サワラの西京焼きは薄めに味付けされているようで、ソースがかかっていても味が濃すぎるということはないようだ。万願寺とうがらしがいいアクセントだ。ただ、カフェラテと組み合わせたのは間違いだったかもしれない。どのドリンクだったらこの個性的バーガーに合うのか、次また来た時までの課題にしようと思う。
人生で3回しか京都に来たことがない筆者。「サワラの西京焼きで京都を感じよう」という安直な発想での注文だったものの、出てきたのは注文・見た目・味で3通り楽しい任天堂らしいハンバーガー。頬張りながら「あぁ、〝任天堂のある京都〟に来たんだなぁ」としみじみした。