タスクフォースの関連用語
タスクフォースは他の言葉で表現されることも多く、どのように使い分けたらよいか悩みがちです。日本語での言い換え表現や、海外での使い方などをチェックしましょう。
■タスクフォースと似た意味の言葉は?
タスクフォースの言い換え表現は『実動部隊』『実行部隊』『任務部隊』などです。会社で新商品開発のタスクフォースを立ち上げる場合、『プロジェクトの実行部隊』と呼ぶことがあるでしょう。
また、『特別作業班』や『特別チーム』などの表現もよく使われます。これらは、通常の組織体制とは別に、一時的に編成された専門チームを指します。
例えば、指揮をする部隊が別にいて、現場で実際に課題に当たるチームを指す際には実動部隊、作業内容に専門性が求められる場合は特別作業班といった具合に使い分けましょう。
状況や目的に応じて適切な表現を選ぶと、タスクフォースの役割や重要性をより効果的に伝えられます。
■タスクフォースは海外でも通じる?
タスクフォースの英語表現は『task force』です。語源は軍事用語で、特定の任務を遂行するために編成される臨時の部隊を指します。
英語でも日本語のビジネスシーンで使われるのと同様に、特別な任務のために結成される一時的なチームを指すことが一般的です。
例えば、『事業再編タスクフォース』は英語で『task force on business restructuring』と表現されます。
『We’ve formed a task force to address this issue.(この問題に対処するためにタスクフォースを結成しました)』のように使用されることもあり、グローバルなビジネス環境でも十分に通用する言葉です。
タスクフォースをビジネスシーンで活用しよう
タスクフォースは、緊急的な課題解決や目的達成のために集められたチームを意味します。日本だけでなく海外の企業でも使われている言葉です。
課題に最適なメンバーを招集するので、解決までがスピーディーといったメリットがある一方で、チームワークに問題が生じやすいなどのデメリットもあります。
もし、メンバーに選ばれたら、企業から信頼されている証しだといえます。タスクフォースの運営方法や進め方のポイントなども押さえておき、ビジネスシーンで活用しましょう。
構成/編集部