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「垣間見る」の正しい意味とは?覚えておきたい3つの意味と古典における使われ方

2025.01.04

「垣間見る」の類似表現

「垣間見る」には、似たような意味を持つ類似表現がいくつか存在します。それぞれの表現の意味や例文を確認しましょう。

■うかがい知る

「うかがい知る」とは、すでにわかっていることを基に推測し、そのあらましの見当をつけるという意味です。「垣間見える」は、現代では「うかがい知る」の意味で使うことが多いといえるでしょう。

【例文】

・彼の表情から自信のほどをうかがい知る

・同僚の靴はいつも綺麗に磨かれており、細部まで手を抜かない性格がうかがい知れる

 

参考:デジタル大辞泉

■のぞき見する

「のぞき見する」は、古典文学で用いられていた「垣間見る」の意味合いが強い表現です。偶然見えたわけではなく、「見よう」という明確な意思を持ち、わずかな隙間や小さな穴から、こっそりと中を確認する行動をあらわします。

【例文】

・休憩中にデスクで寝ている同僚の顔をのぞき見した

・彼の鞄が開けっ放しだったため、ちらりとのぞき見したところ、とても綺麗に整理整頓されていた

 

■盗み見る

「盗み見る」は、人に気づかれないようにこっそりと見るという意味の、「垣間見る」の類似表現です。「盗む」には、人に気づかれないように何かをするという意味があり、「見る」が組み合わさることで、本来見てはいけない物を気づかれないように見ることを意味します。

【例文】

・情報を盗み見られることを防ぐために、パソコンにプライバシーフィルタを貼った

・たとえ家族であっても、スマホの中身を盗み見るのはやめたほうがいいだろう

 

参考:デジタル大辞泉

■チラ見する

「垣間見る」の類似表現として、「チラ見する」も挙げられます。ちらりと見ることをあらわし、のぞき見するという表現ほど大げさではないものの、相手に気づかれないように密かに見ることをあらわす言葉です。

口語表現であるため、文章として書く際には「少しだけ見る」「一瞥(いちべつ)する」などを使用するとよいでしょう。

【例文】

・同僚の様子が気になり、チラ見をする

・上司のスケジュールをチラ見して、相談するタイミングをうかがった

■一端を見る

「一端を見る」は「いったんをみる」と読み、物事の一部を知るという意味で用いられます。「一端」には、片端や一方のはしという意味のほか、一部分という意味もあります。

【例文】

・このレポートの一端を見れば、業界についてのイメージがわくだろう

・顧客の声の一端を見て、サービス改善のヒントを得よう

 

■見受ける

「見受ける」は、見てとる、見て判断するという意味の言葉です。物事の一部を知るという意味で使われる、「垣間見る」の類似表現です。

【例文】

・最新のデータから見受けるに、売上が徐々に伸びてきていることがわかる

・お見受けしたところ、お疲れのご様子ですね。少し休憩を挟みましょうか?

 

参考:デジタル大辞泉

「垣間見る」の反対表現

「垣間見る」の反対の意味を持つ表現には、「凝視する」「注視する」「刮目(かつもく)する」があります。各表現の意味と例文を解説します。

■凝視する

「凝視する」は「ぎょうしする」と読み、目を凝らしてじっと見つめることを意味する言葉です。「垣間見る」が持つ意味の1つ、チラッと見るの反対表現にあたります。

【例文】

・プレゼンテーション中、彼女はスライドを凝視しながら、重要な項目を書きとめていた

・彼は異常値を見逃さないように、データを凝視していた

 

参考:デジタル大辞泉

■注視する

「注視する」も、「垣間見る」の反対表現の1つです。「ちゅうしする」と読み、物事がどうなるのか、その動向や成り行きを関心を持ってじっと見守ることを意味します。「注視」は、注意深く1点をじっと見ることをあらわします。

【例文】  

・市場の動向を注視し、適切な投資判断を行う必要がある

・競合他社の動きを注視し、戦略を練ることが大切だ

 

参考:デジタル大辞泉

■刮目(かつもく)する

「刮目する」は、目をこすってよく見ること、注意して見ることを意味する言葉です。「凝視する」や「注視する」と同じように、特定の事柄に関心を持ってじっと見るという意味合いであり、物の隙間からチラッと見る「垣間見る」とは反対の意味の言葉です。

【例文】

・彼のプレゼンは非常にレベルが高く、全員が刮目した

・今回のプロジェクトの成功は、刮目すべき結果だ

 

参考:デジタル大辞泉

 

「垣間見る」をビジネスシーンで活用しよう

「垣間見る」には、「隙間からのぞき見る」「チラッと見る」「物事の一端をうかがい知る」などの意味があります。似た言葉に「垣間見える」という言葉もありますが、「垣間見る」は物事の一部だけが目に入ってしまうことをあらわすのに対し、「垣間見える」は見ようとしていないにもかかわらず見えてしまうことをあらわします。

「垣間見る」は、源氏物語や竹取物語など、古典文学の中でもよく使われていた表現です。当時の貴族女性たちは、基本的に家族以外に顔を見せない、声を聞かせないことがたしなみとされていました。そのため、なかなか見られない女性の顔を物陰や隙間からのぞき見ることを、「垣間見(かいまみ)」と表現していました。

現代において「垣間見る」は、物事の一部が見えることや、本質をうかがい知ることの意味で使われることが多い言葉です。ビジネスシーンでもよく使われることから、正しい意味を理解し、適切に使えるようにしましょう。

 

構成/橘 真咲

 

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