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ビジネスシーンで「群雄割拠」という言葉を使う時の意味と注意点

2025.03.03

「群雄割拠」という言葉を聞いたことがあっても、自信を持って意味を答えられないという方もいるのではないでしょうか。「群雄割拠」は、多くの英雄や実力者が各地で勢力を振るい、対立し合うという意味の四字熟語です。今回は、「群雄割拠」の意味や使い方をご紹介します。

「群雄割拠」の意味

「群雄割拠」とは「ぐんゆうかっきょ」と読み、多くの英雄が各地で勢力を振るい、お互いに対立し合うことをあらわす四字熟語です。ビジネスシーンでも使われる言葉のため、意味を詳しくみていきましょう。

「群雄」は英雄の群れ

「群雄」は、多くの英雄や英雄の群れを意味する言葉です。「群」は数多く集まるという意味で、「雄」には、英雄という意味があります。

参考:デジタル大辞泉

「割拠」は自分の領地で勢力を張ること

「割拠」は、それぞれの自分の領地を領有し、その場所をよりどころにして勢力を張ることをあらわす言葉です。つまり、自身の領土を持たない流れ者のような英雄がいたとしても、その者は割拠する者には該当しません。

参考:デジタル大辞泉

戦国時代から使われるようになったといわれる

日本で「群雄割拠」という言葉が使われるようになったのは、戦国時代からだといわれているものの、はっきりとはわかっていません。戦国時代は、全国各地の大名と呼ばれる戦国武将たちが領国を保有し、現地の統治を行っていた時代でした。

「群雄割拠」という言葉は、戦国武将がそれぞれの領地をよりどころに、勢力争いをした様子をあらわしていると考えられます。

 

【例文付き】「群雄割拠」の使い方

「群雄割拠」は、現代ではビジネスシーンやスポーツ、将棋などの分野で使われます。ここからは、「群雄割拠」の使い方と例文をみていきましょう。

派閥争いや勢力争いの意味で使われる

もともと、多くの英雄が各地で勢力を競い合う状況をあらわす「群雄割拠」ですが、現代ではビジネスシーンや将棋、スポーツなどにおいて用いられます。同じ業界や領域における、派閥争いや勢力争いを表現する際に使われることが多いといえるでしょう。

ビジネスシーンで使用される場合は、「企業が群雄割拠の時代に生き残る」など、多くの企業が生き残りをかけてしのぎを削っている状況をあらわすケースがほとんどです。また、スポーツや将棋などの分野でも、激しい競争が繰り広げられている様子を示す際に用いられます。

「群雄割拠」の例文

「群雄割拠」を使った例文は、以下のとおりです。

 

・社内の派閥争いが激しく、群雄割拠の状態だ

・群雄割拠の市場で生き残るためには、時代の変化への柔軟な対応と独自の強みが必要だ

・この業界は、今や群雄割拠の時代に突入している

・群雄割拠する業界でのシェア拡大を目指すには、競合他社との差別化が必須だ

 

「群雄割拠」の類似表現

「群雄割拠」には、似た意味を持つ四字熟語がいくつかあります。「群雄割拠」の類似表現として挙げられるのは、主に以下の4つです。

 

・「竜騰虎闘」(りゅうとうことう)

・「竜攘虎搏」(りゅうじょうこはく)

・「竜闘虎争」(りゅうとうこそう)

・「合従連衡」(がっしょうれんこう)

それぞれの意味や使い方をご紹介します。

「竜騰虎闘」(りゅうとうことう)

「竜騰虎闘」とは「りゅうとうことう」と読み、同じような実力を持つ者同士が激戦を繰り広げる様子をあらわした言葉です。

「騰」には、勢い盛んに天に昇るという意味もあります。多くの英雄が各地で勢力を競い合う意味をあらわす「群雄割拠」と、似たような意味の四字熟語の1つです。

ただし、「群雄割拠」は複数の実力者が拮抗して争う様子をあらわすのに対し、「竜騰虎闘」は2大勢力の戦いを意味するため、若干の違いがあることを知っておきましょう。

【例文】

・市場シェアを巡る競争は、まさに竜騰虎闘の様相を呈している

・競合他社との竜騰虎闘の結果、我が社は大きな成長を遂げた

・業界での生き残りをかけて、竜騰虎闘のような市場競争が繰り広げられました

 

「竜攘虎搏」(りゅうじょうこはく)

「竜攘虎搏」とは「りゅうじょうこはく」と読み、互角の力を有する2人が激しく戦う様子をあらわす言葉です。「攘」は排除する、あるいはうち払う、「搏」は手で殴ることをあらわします。つまり、2人がお互いに殴り合い、競い合う様子を表現する四字熟語です。

「竜騰虎闘」と同様に2大勢力の争いをあらわすため、複数の勢力争いを意味する「群雄割拠」とはニュアンスがやや異なります。

【例文】

竜攘虎搏の戦いが予測されたが、結果的に我が社の売上がトップだった

・A社とB社が竜攘虎搏の戦いを繰り広げ、業界中の注目を集めている

 

「竜闘虎争」(りゅうとうこそう)

竜闘虎争とは「りゅうとうこそう」と読み、同じような力を誇る2人が激しく争うことを意味する四字熟語です。文字通り、竜と虎が戦う様子から転じた言葉といえます。

 

【例文】

竜闘虎争の末、軍配が上がったのはA社だった

・竜闘虎争の精神を持ち続ければ、どのような困難も乗り越えられるだろう

 

「合従連衡」(がっしょうれんこう)

「合従連衡」は「がっしょうれんこう」と読み、敵対している勢力がその時々の利害に応じて、争ったり協力したりする様子やそれらの駆け引きをあらわした四字熟語です。

中国戦国時代の秦とその他の6国の駆け引きが由来とされ、「合従」は秦に対抗するために他の6国が連合することを、「連衡」は秦が他の6国とそれぞれ同名を結ぶことを意味します。

実力者が争いに勝つために策を練り、戦うという意味では、「群雄割拠」に通じるといえるでしょう。

 

【例文】

・合従連衡の戦略を駆使して、市場での競争優位を確立した

・合従連衡の動きが加速し、企業間の競争がいっそう激しくなっている

 

参考:デジタル大辞泉

 

「群雄割拠」の反対表現

「群雄割拠」の反対表現としては、「四海兄弟」(しかいていけい)や「寡占」(かせん)などが挙げられます。それぞれの意味や例文を確認しましょう。

「四海兄弟」(しかいけいてい)

四海兄弟とは「しかいけいてい」と読み、世界中の人が兄弟であること、またはすべての人間は人種・民族・国籍を問わず、兄弟のように仲良くすべきという意味の四字熟語です。「四海」は四方の海を指し、転じて世界中という意味で使われます。

 

【例文】

・四海兄弟の考え方を大切にし、取引を行うことが重要だ

・海外進出を視野に入れるなら、四海兄弟の視点を持つべきだ

 

参考:デジタル大辞泉

「寡占」(かせん)

寡占」とは「かせん」と読み、少数の勢力が権力を独占することや、少数の供給者が市場を支配している状態をあらわす言葉です。「寡」には失った、あるいは少ないという意味が、「占」には独り占めするという意味があります。

「群雄割拠」は多数の勢力が競い合うのに対し、「寡占」は権力を独占する点が異なります。

 

【例文】

・この業界は寡占状態にあるため、新規参入が困難だ

・市場の寡占化が進むと、価格競争がみられなくなる

 

参考:デジタル大辞泉

 

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