会社に本音を伝えなかった理由、ハイパフォーマー社員は「ハラスメントがあった」、一般社員は「言い出せない雰囲気があった」など
Q6で「いいえ」と回答した人に、「Q8.退職の際に会社に本音を伝えなかった理由はなんですか。具体的に教えてください(自由回答)」と質問したところ、ハイパフォーマー社員(n=12)は「ハラスメントがあった」、一般社員(n=47)は「言い出せない雰囲気があった」などの回答を得ることができた。
<ハイパフォーマー社員(n=12):自由回答・一部抜粋>
・35歳:最後はさっぱりやめたい。
・26歳:評価されない。
・41歳:ハラスメントがあった。
<一般社員(n=47):自由回答・一部抜粋>
・44歳:伝えることで在職中気まずくなるから。
・46歳:辞めるので本音を伝える必要がない。
・35歳:人間関係とは言えなかったから。
・31歳:言い出せない雰囲気があった。
・35歳:面倒な事は避けたかったため。
ハイパフォーマー社員は「昇進の機会の提供」、一般社員は「給与の改善」があれば転職を踏みとどまれたと回答
「Q9.会社からどのような働きかけがあれば転職を踏みとどまれたと思いますか(複数回答)」と質問したところ、ハイパフォーマー社員(n=111)は「昇進の機会の提供」が55.0%、一般社員(n=104)は「給与の改善」が42.3%という結果になった。また「特にない」の割合は、ハイパフォーマー社員が0.9%に対し、一般社員は18.3%とハイパフォーマーのほうが会社の働きかけがプラスに働くという結果になった。
会社からの働きかけがあれば転職を考え直したタイミングは?
Q9で「特にない」「わからない/答えられない」以外を選択した人に、「Q10.会社からいつごろのタイミングでの働きかけがあれば、転職を考え直したと思いますか」と質問したところ、ハイパフォーマー社員(n=110)は「転職活動を開始してから、内定をもらうまで」が37.3%、一般社員(n=80)は「転職を考え始めてから、転職活動を開始するまで」が32.5%という結果になった。
ハイパフォーマー社員の87.4%が、転職前の会社で「会社に対する考えや自身の悩みなどを伝える機会・社内制度があった」と回答
「Q11.転職前の会社で、会社に対する考えや自身の悩みなどを伝える機会や社内制度は設けられていましたか」と質問したところ、ハイパフォーマー社員(n=111)は「とてもあった」「ややあった」の合計が87.4%、一般社員(n=104)は「とてもあった」「ややあった」の合計が26.0%という結果になった。