DIME MAGAZINE
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使い捨ての乾電池と違い、充電することで繰り返し使える充電池。
マウスやポケットシェーバーなど、わりと頻繁に乾電池を使う人にとっては、コスパの高いすぐれものだ。ただし初期投資は若干かかり、例えばパナソニックの「エネループ」充電池だと、単３形1本の単価は約500円。それとは別に専用の充電器が約2000円かかる。
対して、使い捨てのアルカリ乾電池は、100円ショップで数本入りが販売されている。ここが、購入するかどうか、ちょっと悩みどころであった。
ところが、ダイソーでは、充電池と充電器が激安といってもよい価格で売られているのを発見。早速買い求め、性能を検証してみた。
２本セットで330円という破格値の「LOOPER 充電式ニッケル水素電池」
ダイソーの充電池の発売元は、中国のLEXEL BATTERY CO., LTDの日本総販売店である日本レクセル（株）。LEXELは、ニッケル水素電池の分野ではリーディングカンパニーなので、信頼性の点では問題なさそうだ。
品名は、「LOOPER 充電式ニッケル水素電池」。単3形と単4形があり、どちらも２本セットで330円。パッケージには、「マウス、リモコン、ゲーム機器、懐中電灯、シェーバー等様々な電子機器に使えます」とあって用途を選ばない。ただし、機器の側が「充電池不可」となっていることもあるので、そこは注意したい。
また、「弊社従来品1000mAh品より1100mAhへ容量UPしております」ともあり、前の製品があって、それのバージョンアップだとわかる。そのほか、「自然に放電しにくい」「つぎ足し充電できる」ともうたわれており、総合的な性能はかなり高いことをうかがわせる。
ただ、ほかのメーカーではたいてい「現行JIS規格 約 600回」などと、満充電可能回数が記されているが、この商品にはそれがないのは若干気になった（ブログなどの情報を見ると、容量は減りながらも少なくとも300回ぐらいはできるようだ）。なお、購入時点で満充電に対し6割ぐらい充電されている。
コンパクトながら必要な性能を十分満たした専用USB充電器
そして欠かせないのが充電器。名称は「LOOPER ニッケル水素電池専用 USB充電器」で、Type-B USBケーブルが付属して330円。コンパクトながら単3形と単4形どちらも一度に２本充電でき、8時間ほどでゼロから満充電にする。
充電時間は「エネループ」よりだいぶ遅いが、一桁安いぶん、ここは我慢というところだろう。ちなみに、他社の充電池は充電できないし、他社の充電器で「LOOPER」の充電池を充電できない。
アルカリ乾電池に負けない性能を発揮
商品の説明が終わったところで、一番気になる電池の持ちを検証してみよう。満充電した「LOOPER」と、数本入りで110円のアルカリ乾電池をそれぞれ、単3形対応と単4形対応のLEDライトに入れて5時間点灯させた。
それから、電池残量チェッカーで残電量がどれぐらいになるか比較した。なお、LEDライトは未使用の乾電池で10時間点灯する。
まずは、「LOOPER」から。チェッカーで測ると単3形は約半分、単4形は約6割の残量を示した。対して、比較対象用の乾電池は、単3形、単4形ともに約半分の残量であった。
つまり、単3形については互角、単4形だと少し上という結果。持ち時間については、アルカリ乾電池に遜色がないことになる。これで、おそらく300回は繰り返し使えるのだから、コスパは圧倒的にいい。素直にオススメしたい一品である。
■商品詳細
商品名：LOOPER ニッケル水素電池専用 USB充電器
価格：330円
原産国：中国
材質：不明
商品サイズ：縦8.2cm×幅3.5cm×厚さ2.5cm
種類：－
商品ページ：－
■商品詳細
商品名：LOOPER 充電式ニッケル水素電池 単3形
価格：330円
原産国：中国
材質：不明
商品サイズ：長さ5cm×直径1.05cm
種類：－
商品ページ：－
■商品詳細
商品名：LOOPER 充電式ニッケル水素電池 単4形
価格：330円
原産国：中国
材質：不明
商品サイズ：長さ4.45cm×直径1.05cm
種類：－
商品ページ：https://jp.daisonet.com/products/4589729330262
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