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生成AIの利用率は外資系企業で40%、日系企業は?

2024.09.09

米OpenAIから発表された対話型AI「ChatGPT3.5」が史上最速で1億人のユーザーを獲得してから約1年半が経ち、2024年5月には既存モデルの性能を上回る「GPT-4o」が発表された。

これに加え、米Google社の「Gemini」や米Anthropic(アンソロピック)社の「Claude 3.5 Sonnet」など、生成AIはかつてないスピードで進化している。

すでに世の中に浸透しているスマートフォンの利用やGoogle検索などのテクノロジーと同様に、生成AIが日常生活にますます普及すると予想される一方、誤情報や著作権侵害の懸念も浮上している。

このような状況を踏まえ、「Daijob.com」を展開するヒューマングローバルタレントは、同サイトの登録者を対象に、「生成AIの利用状況」について独自調査を行ったので、概要をお伝えしよう。

生成AIの利用率は、日系企業より外資系企業勤務者が10%多い!主な用途は「テキスト作成に関する業務」

人材の属性別に会社での生成AI利用有無を聞いたところ、「外資系企業」「日系企業」別では、外資系企業での利用が40%、日系企業での利用が30%という結果に。英語レベル別でみると「流暢レベル」の人が44%となった。

生成AI利用者の中で使われているサービスは、ChatGPT3.5に続いて「ChatGPT-4o」「Microsoft Copilot」だった。

使用頻度は、「ほぼ毎日」が56%、「週に2、3日」が21%あり、合計77%の人が生成AIの利用方法を習得し、通常業務で利用するツールとして浸透しているようだ。

生成AIを何の業務で利用しているのか聞いたところ、「文章作成」や「翻訳」など「テキストに関する業務」が約半数を占める結果に。

生成AIを利用していない理由は「利用できる業務がないから」が最も多かったが、一方で興味がある人は60%以上に及んでいる。

生成AIを利用していない人の中で、「とても興味がある」は40%、「少し興味がある」は26%おり、興味がある人は「66%」となり、興味・関心は高いことがわかった。

業務に利用している人、利用していない人に関わらず、生成AIの普及による業務への影響を聞いたところ、「とても進んだ」(26%)「少し進んだ」(24%)と答えた人が合計で40%いた。

生成AIによって、キャリアプランに影響があった人は50%(「とても影響した」26%、「少し影響があった」24%の合計)いることが判明。

生成AIの活用が普及する現代において、最も身につけるべきスキルは「人間ならではのクリエイティブ力」が最も多く32%という結果に。

調査概要
期間:2024年7月3日~8月9日
機関:ヒューマングローバルタレント株式会社
対象:Daijob.comの登録者
有効回答数:509人(日本人:134人、外国人:375人)※質問によって一部無回答もあり
方法:Web入力フォームによる回収

■ヒューマングローバルタレント株式会社 代表取締役 横川 友樹氏のコメント

生成AIがビジネスの現場でどのように活用されているか、特にグローバル人材がどのようにこの技術を取り入れているかを調査しました。

生成AIの普及が進む中、テキスト作成や翻訳業務といった日常的な業務での利用が拡大し、多くのビジネス・プロフェッショナルがこの技術を駆使して業務改善を実現しています。

このような変化に伴い、私 たちの役割は、求職者が生成AIを効果的に活用しながらキャリアを形成できる環境を提供することにあります。

Daijob.comでは生成AIで履歴書を作成できる機能が実装されておりますが、今後もより効率的に最適な求人マッチングができるよう改善を続けて参ります。

関連情報
https://www.daijob.com/

構成/Ara

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