2025年卒の就活が佳境を迎えている。売り手市場が続く新卒の就活市場ではどのような用語が流行っているのだろう。
マイナビは、2025年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ2025年卒 学生就職モニター調査 7月の活動状況」の結果を発表した。
この人が人事担当だったら、入社したいランキング。男性1位は6年連続 櫻井翔さん、女性1位は4年連続 水卜麻美さん
就活生にとっての「理想の人事担当者」像を探るため、就活生に「この人が人事担当だったら、その会社に入社したい」と思う男性有名人、女性有名人、架空のキャラクターをそれぞれ挙げてもらった。
男性部門は櫻井翔さん(調査開始以来6年連続1位)、女性部門は日本テレビアナウンサーの水卜麻美さん(4年連続1位)、キャラクター部門はドラえもん(調査開始以来6年連続1位)が1位となり、例年と変わらず大きな支持を集める結果に。
選んだ理由は「親身に相談にのってくれそう」「緊張をすることなく話せそう」といったものが多く、学生に寄り添ってくれそうな理想の人事像としてイメージされているようだ。
流行した就活用語「ガクチカ」が1位!調査開始以来初めて「インターン」や「オヤカク」もランクイン
25年卒の学生に周りで流行った「就活用語」について最大3つまで挙げてもらったところ、「ガクチカ」が最多で、2年連続で1位を獲得。
また2位の「NNT」、3位の「お祈り」、4位の「ES」についても前年から変わらず同じ順位となった。5位は「サイレント」で、前年の6位から一つ順位を上げたが、上位はほとんど変動していない。
新たにTOP10に入ったのは8位(同率)の「インターン」「オヤカク」「早期選考」。
三省合意によって25年卒から「インターンシップ」の定義が改正されたことや、内定辞退対策を目的とした企業の「オヤカク」(親への確認)の動きが増えたことから報道も多く、学生の中でも話題になったと推察される。
また、「早期選考」と回答する学生も目立ち、企業の選考活動が前倒しになっていることも注目されているようだ。