BEENOSはBEENOSグループが運営する海外向け購入サポートサービス「Buyee」利用者を対象に、「越境ECと日本文化に対する意識調査」を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
日本文化やクールジャパンコンテンツについての意識調査
■初めて日本に興味を持つきっかけとなった文化は「アニメ」「ゲーム」「マンガ」
クールジャパン関連分野を中心に、日本に興味をもつきっかけとなった文化について質問すると、多くのユーザーが「アニメ」や「ゲーム」、「漫画」、「音楽」などのコンテンツをきっかけに興味を抱いたと回答。
また、日本文化の中で魅力を感じるものについて質問したところ、「アニメ」71.5%、「日本食」61.0%、「マンガ」57.6%と続き、コンテンツだけではなく「日本食」が2位にランクインした。
さらに、コンテンツ関連ジャンルに次いで、「観光地」44.9%も魅力の一つと支持されており、コンテンツをきっかけに生まれた日本への興味は、体験まで広がる傾向が推察できる。
■60.3%が「過去に1回以上、日本旅行を経験したことがある」
日本旅行の経験回数を質問したところ、「0回」が最も多く39.7%、次いで、「6回以上」26.9%、「1回」11.7%と続く結果になった。
「1回以上」日本旅行の経験があると回答した人は60.3%となり、越境ECを利用する人にとって訪日旅行は身近な体験であることがわかる。
また、1年以内に訪日旅行を予定しているかと質問したところ「はい」57.5%、「いいえ」42.5%となり、回答者のうち半数以上が訪日を予定している事が判明。日本から商品を購入する越境EC利用者の多くが、自身も日本を訪れているようだ。
過去の調査では、旅マエにECサイト経由で知ったショップの実店舗を旅行時に実際に訪れた経験のある人が49.9%、訪日時に購入・発見した商品を帰国後に越境ECで購入した経験は35.4%となっており、訪日数の増加に伴い、越境ECを通じた旅マエ、旅アトの接点増加も期待できる。