テアニン摂取&ストレッチの夏の快眠ルーティン
セミナーでは、白濱氏とお茶博士の大森正司氏の監修によって生まれた夏の快眠ルーティンが紹介された。ストレッチと共に、氷水出し緑茶で、睡眠の質を高める成分であるテアニンを摂取するのがおすすめだという。
●氷水出し緑茶がおすすめの理由
先に紹介したテアニンは緑茶葉にだけに含まれる成分であり、旨み成分でもある。そのテアニンをより優位に摂取できる方法が”氷水出し”だという。
茶葉を氷水に茶葉をいれて放置するだけで作れるため、誰でも簡単に、しかも旨みを感じながら美味しく飲める。茶葉が家にない人は、ティーバッグを使っても問題ない。
また、茶葉を選ぶ際におすすめなのは、一番茶100%などの旨み成分を多く含む茶葉を選ぶこと。テアニンは、一番茶(新茶)のような春摘みの若い芽に多く含まれる。
いずれにしても、氷水出し緑茶は寝る前の水分補給にもちょうどいい。緑茶というと、カフェインが入っているため寝る前は避けるべきと考えられがちだが、コーヒーと比べると少なく、緑茶特有のテアニンにカフェイン興奮抑制作用があるため、 実際には穏やかな興奮作用でとどまるそう。少量であれば寝る前に飲んでもOKだ。
●夏の快眠ルーティン
1.氷水出し緑茶をいれる
急須に茶葉を入れ、氷水を入れる。急須がない場合は、大きめのカップにティーバッグのお茶を入れるのでもOKだ。5分間待って浸出する。
2.スマホは見ずに、副交感神経を優位にするストレッチを行う
5分の待ち時間には、スマホは見ずにストレッチを行う。腹式呼吸で瞑想したり、首や肩のストレッチなどを行う。
3.氷水出し緑茶を飲む
5分後にできあがった氷水出し緑茶を飲む。じっくりと味わうのがポイントだ。