目次
マスクを着用している時にFace ID(顔認証)を使うのは、一見難しそうに感じるかもしれない。
しかし、最新の技術や設定を活用することで、マスクをしていても顔認証を利用できる方法がある。
この記事では、iPhoneのFace IDの設定と使い方を解説し、マスクを付けたままでもスムーズにロックを解除する方法を紹介する。
また、セキュリティ面の考慮点や注意点も合わせて説明し、安心してFace IDを利用するための情報を提供する。
マスクを付けたままFace ID(顔認証)でロックを解除する方法
マスクを着用していてもスマホのFace IDを使ってロックを解除するためには、事前に設定が必要。
OSによってやり方が違うので、それぞれ解説する。
マスクを着用していてもiPhoneのFace IDを使ってロックを解除するためには、事前に設定が必要。やり方は以下の通り。
- 設定を開く
- Face IDとパスコードを選択する
- パスコードを入力する
- マスク着用時 Face IDをONにする
誤認証やセキュリティ上の問題はない?
マスクを着けたままでFace ID(顔認証)が機能するようになると、セキュリティの懸念や誤認証のリスクが気になるところだ。
特に、従来のフルフェイス認証に比べて、顔の一部が隠れた状態での認証では、果たして安全性が保たれるのかという疑問が生じる。
心配ならフルフェイス認証が無難だが個人利用ならOK?
どうしてもセキュリティが心配であれば、フルフェイス認証のみを使用するのが無難だろう。
ただし、個人利用のスマホであれば、セキュリティレベルに大きな問題はないとされている。
AppleはFace ID技術において、厳密なテストを行った上でリリースしており、一般的な利用シーンにおいては十分なセキュリティを提供している。
マスク着用時の認証についても、認証精度が高く保たれるよう最適化されているため、特に問題がない限り、そのまま使い続けても問題ない。
OSのバージョンによっては未対応の場合もあるので注意!
Face IDをマスク着用時に利用する機能は、すべてのデバイスやOSバージョンに対応しているわけではない。
例えば、iPhoneでは、iOS 15.4以降を搭載したiPhone 12以降のモデルでのみ、マスク着用時のFace IDがサポートされている。
このため、古いモデルやiOSバージョンを使用している場合、マスク着用時の認証が利用できないことがある。
新しい機能を活用するためには、まずはデバイスのOSを最新バージョンにアップデートすることが必要だ。特にセキュリティ関連のアップデートは、デバイスの安全性を保つためにも定期的に行うことが重要だ。
認証精度が若干落ちる
マスクを着けた状態でのFace IDは、顔の一部が隠れるため、フルフェイス認証と比較して認証精度が若干低下することがある。
例えば、マスクが顔の形状を変えてしまうと、顔の特徴が正確に認識されず、ロック解除がスムーズに行われない場合がある。
特に、マスクの形状や装着位置によっては、Face IDが顔を正確に認識できず、認証が失敗するケースも増える。
ちなみに、Face IDの認証に5回続けて失敗すると、パスコードの入力が求められる。
そのため、マスクを着けた状態での認証を使用する際は、マスクが鼻や口を適度に覆い、顔の輪郭が大きく変わらないようにすることが求められる。また、認証がうまくいかない場合は、マスクを少し下にずらして再試行することも効果的だ。
これらの点を踏まえて、マスク着用時のFace IDを使用する際には、セキュリティの優先度に応じて適切な方法を選ぶことが重要だ。
例えば、日常的な利用ではマスク認証を活用し、セキュリティが重視される場面ではフルフェイス認証を利用するなど、シーンに応じた使い分けが推奨される。
まとめ
マスクを着用している状態でのFace ID(顔認証)は、便利な機能である一方、いくつかの注意点がある。
特に、セキュリティに関しては心配になることがあるが、個人利用のスマホであれば大きな問題はないとされている。
AppleはFace ID技術に対して厳密なテストを行っており、一般的な利用シーンでのセキュリティは十分に確保されている。
OSのバージョンによっては、マスク対応の機能が未対応の場合もあるが、最新のOSにアップデートすることで、よりスムーズで安全な利用が可能になる。
認証精度も高く保たれるように最適化されているため、特に大きな問題がなければ、マスクを着用したままでもFace IDをそのまま使用するのが良いだろう。
どうしてもセキュリティが心配であれば、フルフェイス認証を使用するのが無難だが、日常的な個人利用においては、そのままマスク着用でFace IDを使っても問題はない。
構成/編集部