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話が上手な人の特徴とは?真似をして話し上手になるヒント

2024.08.30

仕事をしている中で、「もう少し上手く話せたらなあ」と感じたことがある人は多いだろう。では、話し上手な人とは、どのようなタイプなのだろうか。

実は、多くの話し上手な人には共通点がある。それらを知り、真似することで話し上手に一歩近づけるだろう。今回は、そんな話し上手な人の特徴と真似したいポイントを紹介する。

話が上手い人の特徴5つ

話が上手いと感じる人の特徴を確認しよう。

■話題が豊富

基本的なことだが、話し上手な人は、話題に事欠かない。仕事の業界の話だけでなく、スポーツや趣味の話など、さまざまなジャンルに興味を持ち、世代を問わず、話を展開することができる。

■結論から話す

最初に結論を話し、なぜそのようになるのかを後で説明する。これは、商談やプレゼンなどでも有効な手法で、結論がわかっていることで、聞き手も理解しやすい。

■一方的に話を進めない

話し上手な人は、1人で上手に話しているわけではなく、相手と会話することを意識している。自分の話を理解してくれているかどうか、質問などを交えながら話しているのだ。いつの間にか、その話題に相手を巻き込んでいるため、相手には、話が上手な人だという印象が残る。

■ジェスチャーや表情豊かに、声にもメリハリを

目は口ほどにものをいうと表現されるように、目や表情も多弁だ。マスク生活が長く、口をあまり動かさず話す人も増えたが、表情でも伝えられることが多くあり、さらにジェスチャーも活用している。それによって、声にもメリハリが出て、重要なポイントをわかりやすく話している。

■ネガティブな思考をもたない

話し相手の表情をうかがい「もしかして、おもしろくないと思っているのかな」など、ネガティブな考えをもたない傾向にある。相手の反応は意識しているが、「間が怖い」などのネガティブに考えない、もしくは、そこまで意識していないことが多い。

話し上手になるためのコツ

話し上手になるには、自分がなりたい人の話し方を真似してみるものおすすめだ。ただ、特徴をつかみ切れていないと真似するのもむずかしい。そこで、意識したいポイントを紹介する。

■話す相手を意識する

話をするのだから相手を意識するのは当然だが、意外にも自分が話したい内容だけを話してしまい、相手が興味を持っているかどうかを意識していない人もいる。相手のリアクションを確認し、ときには質問するなどして、話の内容への理解度を確認しながら話を進めよう。質問には丁寧に答え、相手の話にリアクションを行うことも大切だ。

■話す内容を事前に準備しておく

話したい内容を、事前に準備し頭の中で整理しておくことも重要だ。その場で思いついた事柄から話してしまうと、内容が散漫になりやすい。相手が理解しているかどうか、興味を持って聞いてくれているかどうかを判断しながら、話の構成を変えられるよう事前に整理しておこう。結論から話した方が伝わりやすい場合や、説明が必要な場合など、準備しておくことで臨機応変に対応できる。

■情報量を増やし過ぎない

話す内容を準備はとても重要だが、準備したすべてを話さなければいけないと感じて、すべての情報を話そうとすると、また伝わりにくくなる。できるだけシンプルにまとめ、質問があったときに、準備した詳細を話すイメージで準備しておこう。

筆者も、生放送などでインタビューする場合は、準備した内容が100とすると、実際に話す内容は1割程度。ただ、話が脱線した場合、脱線した内容が面白ければ、下準備をしたことでそちらに話を振ることもできる。

ほかの取材では質問されなかったことで、興味があることなら楽しそうに話してくれる。そうなると、インタビューとしては成功だ。話し上手というのは、相手の話を引き出す聞き上手でもある。

■話すスピードを意識し、表情豊かに話す

話すスピードは人それぞれだが、伝わるように話すには、相手に合わせたスピードを意識しよう。早口過ぎると何を話しているのか聞き取りにくく、相手が理解する時間が得られず、伝わらないこともある。

また、ゆっくり過ぎると、時間が気になり、内容が入ってこないということも。そのときの相手に合ったスピードで話すようにしよう。また、表情からも伝わることが多いため、笑顔やリアクションを大きくすることも意識したい。

■むずかしい言葉を使わない

相手にとって、分かりやすい言葉で話すことも重要だ。自分にとって毎日のように使う専門用語は、相手によっては一度で理解できない表現かもしれない。ビジネスの専門用語など、気づかぬうちに使ってしまっていることもあるだろう。そのような言葉が多用されると会話が続かなくなってしまうため、できるだけわかりやすい言葉を使うよう注意しよう。

話すのが上手い人は、頭がいいとよく言われるのは、相手に合わせて言い換えができる人が多いからだ。自分から話すことに重点を置くのではなく、相手に伝わるように、理解してもらいやすいようにと意識すると言葉選びも違ってくるだろう。

また、1人で上手く話そうとばかり考えず、相手に話させる聞き上手になることも重要だ。上手く話そうと思い過ぎず、伝える気持ちを大切にしたい。

文/林ゆり

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