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酷暑続く今年の夏「夏バテ」を感じている人の割合は?

2024.08.29

お盆が明けても毎日うだるような暑さが続いている。こうした中、食欲不振や倦怠感など「夏バテ」の症状に見舞われている人も多いのではないだろうか?

日本ゼオンはこのほど、20~60代の男女1,028名を対象に「夏バテ」に関するアンケート調査を行い、その結果を発表した。

ここでは調査結果と併せて、睡眠負債の専門家・白川修一郎氏とビタミンDの専門家・斎藤糧三氏の見解も紹介する。

2024夏、例年より暑いと感じる人は75.6%。夏バテを感じた人は69.0%にのぼる

今年、例年より暑いと感じる人は75.6%。今年夏バテを感じた人は69.0%にのぼった。年代別で見ると、最も夏バテを実感しているのは20代女性で、8割以上(81.0%)が夏バテを感じると回答。

3人に1人以上(36.5%)が、夏バテ症状として「睡眠の質の低下」を感じていることが判明

今年経験した(または、経験している)夏バテ症状については、1位「体がだるい」2位「疲れやすい」に続き、3位に「睡眠の質の低下」があがる結果に。3人に1人以上(36.5%)が、夏バテ症状として「睡眠の質の低下」を感じていることが判明した。

そのほか「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」などが上位に上がり、睡眠に影響が出ている傾向が見られた。

春と比較して、睡眠時間が短くなった人は約半数(45.9%)、40代女性が最多

今夏の睡眠時間の変化について聞くと、春頃より「短くなった」と回答する人が最多で、約半数(45.9%)にのぼった。年代別で見ると、睡眠時間が「短くなった」人は40代女性が最も多く、61.3%が回答する結果となった。

平均睡眠時間「5時間以上~6時間未満」が最多。専門家推奨の7時間未満が約8割を占める。

最近(今夏)の平均睡眠時間については「5時間以上~6時間未満」と回答した人が最多で、続いて「6時間以上~7時間未満」という回答が多く見られた。全体で見ると、専門家が推奨する睡眠時間に達していない(睡眠時間が「7時間未満」)人は81.2%にのぼった。

2024夏、睡眠の質の低下を感じている人は約7割

今年の夏、睡眠の質の低下を感じている人は68.4%という結果に。夏バテ症状という実感はなくとも、今年の夏に睡眠の質の低下を感じる人は約7割にのぼる結果となった。

睡眠の質の低下を感じた最大の理由について聞くと、「夜中に目が覚めるため」「寝付きが悪いため」「起床予定の時間よりも早く目が覚めてしまうため」という回答が上位に上がった。

起床後の「目覚めの爽快感」「疲労感」「やる気」は、いずれも10段階のうち「5pt」台

最近の、起床後の「目覚めの爽快感」について、10段階で回答いただいた結果、平均は「5.3ポイント(どちらかといえば眠気を感じる)」。「疲労感」については、平均「5.4ポイント(どちらかといえば疲れが残っている)」、そして睡眠の満足度については、平均「5.5ポイント」という結果となった。

半数以上(52.8%)が眠りが浅いと回答。また、やる気が出ないと回答した人も半数(53.3%)以上に

起床後の熟睡度については眠りが深い人は約4割(42.0%)に対し、半数以上(52.8%)が眠りが浅いと回答。眠りが浅い人が、眠りが深い人を上回る結果となった。

日々のやる気については、やる気がある人が5割未満(46.7%)に対し、やる気が出ない人は半数以上(53.3%)となった。

専門家によると、「猛暑は夜間の深部体温低下を阻害することで睡眠の質が下がりやすい傾向がある」と言う。そして、「睡眠の質の低下により、やる気や疲労度について影響が出ている可能性がある」と指摘している。

日焼け対策をしている人・積極的に日光浴をしない人の方が夏バテの傾向が高い結果に

普段の日焼け対策状況について、日焼け対策をしている人は7割以上(71.7%)にのぼった。そのうち、日焼け止めを塗っている人は4割以上(42.0%)にのぼった。男女別で見ると、男性で日焼け対策をする人が多かったのは20代男性(65.7%)。女性は全年代で8割以上が日焼け対策をしているということがわかった。

一方で、日焼け対策をしていない人で夏バテを感じる人は55.7%に対し、日焼け対策をしている人で夏バテを感じる人は74.2%という結果に。日焼け対策をしている人ほど、夏バテを感じる傾向が高いことが判明した。

また日光浴を積極的に取り入れない人で「夏バテを経験した」と回答した人は7割(70.9%)にのぼったのに対し、積極的に日光浴を取り入れている人、63.8%(6割程度)に留まる結果に。日光浴を積極的に取り入れている人ほど、夏バテを感じにくい傾向が明らかとなった。

この理由について専門家は「日光浴で、ビタミンDが生成される、夜間メラトニン分泌につながる、ということは、睡眠の質によい影響を及ぼしていることが示唆される」という見解を示した。

専門家解説 日光を浴びた方が睡眠の質向上・夏バテしにくい理由とは?猛暑時の睡眠の質を上げる方法

猛暑に睡眠の質が悪くなる理由は「熱帯夜によって、夜間の深部体温低下を阻害すること」が一つの要因。日光浴には、生体リズムのメリハリを強化したり、夜間メラトニン分泌を増加させたりする効果があるため、睡眠の質を改善する効果がある。(睡眠負債の専門家・白川修一郎氏より)

ビタミンDは、幸せホルモンと称される『セロトニン』の生成を活性化する。これにより自律神経の安定、ひいては睡眠の質を安定にすることが期待できる。日光浴による『セロトニン』の生成が、睡眠の質向上、ストレス軽減などの相乗効果を生み、夏バテを感じにくくさせていることが推察される。(ビタミンD専門家・斎藤糧三氏より)

<猛暑に”いい睡眠”をとる & 夏バテ予防のための必要条件>

(1)朝9時前に10分程度の日光浴 
(2)日焼け止めを塗らない部分をつくり、 10~14時に「5分~10分程度」日光浴(浴びすぎに注意)
(3)1日を通じて累積1時間程度、日光を浴びる(日陰でもOK)

<調査概要>
調査対象:20歳~69歳 計1,028人  調査機関:株式会社ジャストシステム  調査方法:インターネット調査  調査期間:2024年7月25日(木)~7月30日(火)
※調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。

出典:日光浴ナビゲートデバイス&アプリ「LNES」提供、日本ゼオン株式会社調べ

構成/こじへい

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