別シートに自動反映されない場合の確認事項
ここまで解説した方法で上手くデータが自動反映されなかった場合、以下の3つの事項を確認してみよう。
- 「=」や「!」を半角で入れているか確認
- 参照先のデータがあるか確認
- シート名やファイル名が変更されていないか確認
1.「=」や「!」を半角で入れているか確認
別シートのデータを参照する際は、「=A社売上!B9」のように「=」や「!」を入れる必要がある。これらをしっかり入れているか確認しよう。
また、「=」や「!」は全角ではなく半角になっていることも確認しよう。
2.参照先のデータがあるか確認
参照先のシートやブックがしっかりあることを確認しよう。参照先のシートやブックが消えてしまうと、参照することができなくなる。
特にExcelファイルを他の人と共有している場合、他の人がシートを削除してしまうと、参照できなくなるので気をつけよう。
3.シート名やファイル名が変更されていないか確認
シート名やファイル名が変更された場合も、参照できなくなるので注意しよう。
特に別ブックを参照する場合、Excelファイルを別フォルダに移動させてしまうと、参照できなくなってしまう。
まとめ
本記事ではExcelを別シートに自動反映させる方法について解説した。最後に、自動反映させる手順についておさらいしよう。
- 参照先のデータを準備する
- 例:シート名⇒「A社売上」
- 例:B9に参照先のデータを記入
- 参照したいセルを選択する
- 例:シート名⇒「全社売上まとめ」
- 例:B2を選択
- 参照する
- 例:=A社売上!B9
- 参照先のデータを変更してみる
別シートやブックのデータを上手く参照できない場合は、参照先のシートやブックが削除されていないか、名前やフォルダが変更されていないか、を確認しよう。
構成/編集部