観光業に関する仕事検索割合:求人割合と同様、2024年上半期は2019年以降(各年同期比)で過去最高
Indeed上での観光業に関する仕事検索の割合は、求人割合と同様に2024年上半期(1~6月)は2019年以降(各年同期比)で過去最高となっている。
年別で見ると、2024年上半期は2023年同期比で+7.2%とわずかな増加だが、コロナ禍の2021年同月比では約1.3倍(+31.0%)に増加している。また、2019年同期比では約1.1倍(+11.2%)に増加しており、求職者の観光業に関する仕事への関心はコロナ禍前の水準に回復していると考えられる。
インバウンドに関する仕事検索割合:2024年上半期は2023年同期比で約1.4倍、2021年同期比で約4.7倍に大きく増加
訪日外客への対応を想定したインバウンドに関する仕事検索割合は、2024年上半期(1~6月)は2023年同期比で約1.4倍(+43.5%)に増加、コロナ禍の2021年同期比では約4.7倍(+372.3%)と大きく増加した。コロナ禍前の2019年同期と比べると-1.2%ではあるものの、コロナ禍後の訪日外客数の増加とともに求職者のインバウンドに関する仕事への関心も増加していると言える。
<調査概要>
●調査主体:Indeed Japan株式会社
●調査対象期間:2019年1月~2024年6月。2024年上半期(1~6月)と各年上半期(1~6月)を比較。
●調査対象:
【求人動向】
・観光業に関する求人割合
2019年~2024年各年の上半期(1~6月)において、日本のIndeed上に掲載されている全求人における「ホスピタリティ・観光」の職種カテゴリの求人割合を算出。(100万件あたりの求人数)
・インバウンドに関する求人割合
2019年~2024年各年の上半期(1~6月)において、日本のIndeed上に掲載されている全求人に対するインバウンド関連の求人(「ホスピタリティ・観光」の職種カテゴリの求人のうち、インバウンド関連のキーワードを含む求人)の割合を算出。(100万件あたりの求人数)
構成/こじへい