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「ご無沙汰しております」を英語で言うと?

2024.08.22

「ご無沙汰しております」は、ビジネスシーンでもよく使われる挨拶のひとつ。久しぶりに会う相手や、長らく連絡を取っていない相手に連絡する際に使われる言葉です。

これを英語で表現するには、どのように言ったら良いのでしょうか?

今回は、さまざまな「ご無沙汰しております」を表す英語フレーズをご紹介していきます。

「ご無沙汰しております」の意味は?どんな時に使う?

まずは、日本語での「ご無沙汰しております」の意味を再確認しましょう。

「無沙汰(ぶさた)」とは、長い間訪ねていなかったり、連絡を取っていないままだったりする状況のことを指します。「ご無沙汰しております」とは、そのような状況をお詫びするという意味の挨拶です。

ビジネスシーンでのメールや口頭での挨拶にはもちろん、久しぶりに会う親族の方への挨拶など、フォーマルな場面で活用できます。上司など、目上の人に対して使っても全く問題はありません。

英語で「ご無沙汰しております」~丁寧な表現~

最初にご紹介するのは「ご無沙汰しております」を表現するのに丁度良い、丁寧なニュアンスの英語フレーズです。以下、()内は直訳に近い日本語です)

I haven’t seen you for a long time.」(長い間お会いしておりませんでしたね)

for a long time」は「長い間」という意味です。

ここでは「see」の過去分詞形の「seen」を使っています。英語で「会う」というと「meet」を思いつく方も多いかも知れませんが「see」を使う場合も多いです。

「meet」も「see」も、どちらも「会う」という意味ではありますが、少しニュアンスに違いがあります。「meet」には「約束して会う」や「初めて会う」などのニュアンスが含まれます。「see」は「顔見知りの相手に会う」「見かける」などのニュアンスが含まれます。

次のように、「ご無沙汰しております」を「meet」を使って表すこともできます。

It’s been a long time since we met.」(最後にお会いした時から長い時間が経ちましたね)

ここでは「meet」の過去形である「met」を使っています。

上記では「a long time」(長い間)という表現をしていましたが、次のような言い方も出来ます。

It has been a while since we last met.」(最後にお会いしてから、ずいぶん経ってしまいましたね)

「while」は「~する間」や「(一定の)期間」を意味し、このようなフレーズでは「しばらく」という意味を持ちます。

英語で「ご無沙汰しております」~メールでのやり取り~

また、ビジネスシーンなどで、“実際に対面する”よりも、メールや電話などでのやり取りが中心な場合もあります。そのような相手に「ご無沙汰しております」を伝えたい時は、次のように表現することもできます。

It has been a long time since I last contacted you.」(最後に連絡を取ってから、長い時間が経ちましたね)

「contact」は「接する」「連絡を取る」などの意味を持つ単語です。会っていた訳ではない相手には、このように表現するのも良いでしょう。

英語で「ご無沙汰しております」~謝罪~

続いては連絡を取らなかったことを謝罪する意味を込めた「ご無沙汰しております」の英語フレーズです。

Sorry for not getting in touch sooner.」(連絡するのが遅くなってしまってすみません)

「ご無沙汰しております」よりも「ご無沙汰してしまい申し訳ありません」というような、お詫びの意味合いを強く伝えたい時に使えます。

英語で「ご無沙汰しております」~カジュアルな表現~

続いては少しカジュアルな「ご無沙汰しております」の英語フレーズをご紹介します。「ご無沙汰しております」よりも「お久しぶりです」に近い表現になります。

It’s been a while.」(しばらく経ちましたね)

これは久しぶりに会った時によく言う英語表現になります。「It’s been a while since~」(~からしばらく経ちましたね)のsince以下を省略した形です。

カジュアルですが、親しい間柄であればビジネスシーンでも使えます。

続いても、久しぶりに会った人へのカジュアルな挨拶です。

Long time no see.」(長い間会っていなかったですね)

「Long time no see.」も長らく会っていなかった時に言う定番のフレーズのひとつです。カジュアルなニュアンスなので「久しぶり!」という感じになります。友人や親しい同僚などに使えます。

It’s been so long!」(すごく長い間でしたね!)

こちらも定番かつ、カジュアルな表現になります。「It’s been so long since~」(~してからすごく長い時間が経ちました)のsince以下を省略したものです。

英語で「ご無沙汰しております」を表そう

英語で「ご無沙汰しております」を表すフレーズはたくさんあります。フォーマルからカジュアル、謝罪を強調するものまでさまざまです。

頭に入れておいて、状況に応じて使ってみましょう!

文/まなたろう

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