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玉川 徹が「北欧こじらせ日記」の著者に直撃!好きを仕事にして生きていくために必要な心構え

2024.08.30

「好き」も「嫌い」も我慢する点では同じこと

玉川 嫌な仕事でもお金のために我慢する。好きなら自己犠牲も当然である。これらの我慢は「嫌い」と「好き」が違うだけで同じことなのかもしれませんね。

chika 玉川さんの言葉に、鳥肌が立ちました。確かにその通りですね!

 私が好きを仕事にして、一番良かったのは「自分らしさが価値になる」と理解できたこと。自分の経験をベースに作品を書き、読者に共感していただける。それは私にしかできないことです。

玉川 テレビのコメンテーターとして自分を出し、それが評価されるという点でいえば、chikaさんと僕の仕事は似ていますね。最後に、好きを仕事にしたい人へのアドバイスをお願いします。

chika ひとつのことを極める道がある一方で、多くの経験やスキルを掛け合わせて自分にしかない唯一無二のキャリアを築くのもアリだと思います。私の場合はフィンランドと寿司と日記を掛け合わせました。経験してきた「たくさんの好きなこと」にこそ、あなただけの価値があるはず。その価値をぜひ、日の当たるところに出してあげてほしいですね。

chikaさん好きなことは、よろこびややりがいにつながるから、時間的にも作業量的にもたくさんできるもの。しかし、好きと感じられる範囲には限界があり、それを超えてしまえば、好きだと感じられず、苦痛に変わってしまう。好きでいられる(仕事の)範囲を自らが把握し、それを超えないように調節して、好きなことを守る勇気も必要だ。

【今回のまとめ】

 chikaさんの「苦労対効果」という造語や「好きでいられる範囲」の言葉が印象的でした。好きでいられる範囲を超えて、嫌いになるような仕事のやり方は見直すべきです。テレビ番組のディレクターは徹夜するのが当たり前で、体力的に本当にキツイ。そこで僕は「徹夜をせずにどうやったらテレビ制作の現場に居続けられるか」を考え、自らの環境を変えてきました。

「自分らしさが価値になる」という意見にも共感しました。僕にはディレクターとして賞を目指す道もあったのですが、そこには進まずに「ディレクターでも出演者でもある」という道を切り開いてきました。その結果、自分だけのオリジナリティーのある価値を持つことができたと、自負しています。

同じ苦労をするなら好きなことのほうが得られるものは大きい!

玉川徹さん玉川徹さん
テレビ朝日系朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』のレギュラーコメンテーター。パーソナリティーを務めるレギュラー番組『ラジオのタマカワ』(TOKYO FM/毎週木曜日11:30~13:00)が大好評オンエア中!

取材・文/柿川鮎子 撮影/湯浅立志

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