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玉川 徹が「北欧こじらせ日記」の著者に直撃!好きを仕事にして生きていくために必要な心構え

2024.08.30

chikaさん

好きを仕事にしている人を訪ねて今回はフィンランド好きの作家を取材!

chikaさんテレビドラマ化された『北欧こじらせ日記』(世界文化社)の著者でもある、自称フィンランドオタクのchikaさんは、フィンランドに在住。赤裸々な日々を発信している。

好きを仕事にして生きていくにはどんな心構えが必要ですか?

「定年後は北海道と沖縄でゆったり過ごすのもいいかも」と思っていた玉川さん。しかし、定年退職した現在も多忙な日々を送っている。そんな玉川さんが、今回は北欧好きでフィンランド在住の作家chikaさんと、好きを仕事にする過程などについて語り合ってもらった。

『北欧こじらせ日記』

好きなことでも限界を超えてはダメ!経験を組み合わせれば自分らしいキャリアになる

玉川 〝フィンランド好き〟をこじらせた、きっかけを教えてください。

chika フィンランドのことを知ったのは、8歳のクリスマスイベントでサンタクロースに手紙を書いたのがきっかけです。私が12月25日生まれという縁もあり、その後もフィンランドに興味を持ち続け、大学3年の時には、1か月間ほど同国を旅しました。不思議と空気感などが肌に合い、住みたい国になったんです。

 帰国後は〝フィンランドロス〟の状態になり、同国に関係する仕事に就くための〝北欧就活〟を始め、北欧関係の音楽制作会社に就職しました。でも、入社2年目に会社がなくなることに……。その後はフィンランドで仕事することを目標に、契約社員として働きながら、週末は北欧カフェでコーヒー店員の修業をしたり、寿司職人の勉強をしたりしました。

玉川 なぜ寿司職人という選択を?

chika 北欧カフェの修業で飲食業の大変さを痛感し、どうせ苦労するなら私にとって「苦労対効果」の高い、寿司職人がいいと思ったからです。「苦労対効果」は私の造語で、苦労に対して得られる成果(やりがいや喜び)のこと。同じ苦労でも好きなことのための苦労なら、得られる成果が大きいはず……という考え方です。寿司職人は手に職を付ける意味でも良いと思い、2022年の春、ついにフィンランドの寿司レストランでオープニングスタッフとして働くことになりました。でも、その店も1年経たずに閉店してしまったんですけど(苦笑)

「できること」ではなく「したいこと」を重視するのが大事

玉川 異国で失業とは、大変ですね。

chika 最初に就職した北欧音楽の制作会社も廃業寸前となった経験から「会社は永続しない」「生きていく術を常に持ち合わせておくべき」という危機感がありまして、寿司職人をしながら、日記を配信することを続けていました。

 そんな活動が作家の仕事につながる大きな転機となったのは、寿司レストランの廃業後に、フィンランドのハローワークに足を運んだ時のことです。転職のコンサルタントの方に「あなたができることではなく、あなたが本当にしたいことは何ですか?」と聞かれました。「人は本当にやりたいことをしている時に大きな力を発揮できる。やりたい仕事で力を発揮する人が増えたほうが、社会は良くなる」と。そう言われて、本当にしたいことは何かを、真剣に考えたんです。今では、年齢や国を問わずに「自分らしさを生かして誰かを幸せにできる仕事をする」というのが、私のテーマです。その軸が変わらなければ、働く場所はフィンランドでなくても職種が変わってもいいと。フィンランドで個人事業主の作家として長期ビザを取得できましたし、寿司職人の仕事を再び単発でやってもいいかなと柔軟に考えています。

玉川 好きな国で働くために寿司職人になり、その国で「改めて本当に好きなことこそ仕事にすべき」という考えに至ったというわけですね?

chika はい。フィンランドは大好きですが、「ここにいるためだけに望まない生き方をするのはやめよう」と。好きを追求する過程で気持ちが変化しました。

 寿司レストランで忙しい日々を送っていた当時、寿司を愛するフィンランド人の同僚から「こんなに忙しく働く生き方は許容できない。好きでいられる範囲を超えた」と言われたんです。それまでの私は、好きなら自己犠牲=我慢が当たり前という固定観念がありました。でも「好きでいられる範囲」があり、それを超えたら「無理」だと判断して辞めればいい。「好きでいられる範囲」を守る=仕事を抑えるのはとても大事。そうしないと大好きな〝宝物〟が消えてしまうし、自分らしさも失ってしまいますからね。

人生を120%楽しむシン・キャリア論とは?玉川徹とくりえみが対談するリアルイベント「DIME Business Trend Summit」8月30日開催

「DIME Business Trend Summit」 は雑誌『DIME』、WEBメディア『@DIME』が開催するビジネスカンファレンスです。

2024年1月に初開催し、800名以上の方が参加。『DIME』ならではの多様な視点とバラエティに富んだ登壇者によるセッションは、参加者の皆様から非常に高い評価をいただきました。

そんな好評の声にお応えして2024年夏、第2回「DIME Business Trend Summit」を開催いたします。

今回のテーマは「Well-Working」。

『DIME』の連載陣を始め、今注目の人物が多数登壇!ビジネスの第一線で活躍する読者の皆様の日常をより楽しく、より実践的にアップデートできるコンテンツを準備しています。

様々な業種・職種で活躍する皆様にとって、ビジネストレンドをいち早くキャッチする絶好の場になるはずです。

リアルイベントでは玉川徹×くりえみが異色の対談!

第2回となる「DIME Business Trend Summit」は、8月30日(金)のリアルイベントと、8月26日(月)~9月8日(日)の開催期間中に視聴できるオンライン配信のハイブリット開催となります。

8月30日(金)のリアルイベントには、コメンテーターとして活躍中の玉川徹さん、日本初のバーチャルタレント事務所『pinyokio(ぴにょきよ)』代表取締役・くりえみさんの登壇が決定!

「人生を120%楽しむシン・キャリア論」をテーマに、世代もバックグラウンドも全く異なる異色の2人が、「企業に属する楽しさ VS 自由に働く楽しさ」や「定年後もいきいき働くためのキャリア」などについて徹底議論します!

【玉川徹プロフィール】

テレビ朝日系朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』のレギュラーコメンテーター。パーソナリティーを務めるレギュラー番組『ラジオのタマカワ』(TOKYO FM/毎週木曜日11:30~13:00)が大好評オンエア中!

【くりえみプロフィール】

起業家、会社経営、モデル、タレントと様々な顔を持つSNSのフェチ天使。2023年12月、日本で初めてのバーチャルヒューマン芸能事務所を設立。snsフォロワーは250万人。自己プロデュースを得意とし、自身のSNS構築や自社ブランド構築も多数手掛ける。新しいテクノロジーの力で世の中の当たり前や固定概念、常識を覆していくことを目的に活動中。

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