ダウンロード数1000万以上!
Aladdin X『スイカゲーム』
240円
同じ種類のフルーツをぶつけて次のフルーツに〝シンカ〟させていく大人気パズルゲーム。ボックスからフルーツがあふれたらゲームオーバーに。当初は『Aladdin X』用のゲームとして開発されたが、現在『Nintendo Switch』やスマホ(iOS/Android)のアプリでもプレイできる。
Aladdin X
マーケティング部
シニアマネージャー
岡本岳洋さん
2018年に照明一体型3in1プロジェクタ『Aladdin X(アラジン エックス)』(当時『popIn Aladdin』)が発売された時から同製品のマーケティングなどに従事。23年9月に『スイカゲーム』がブレイクした後、同ゲームの担当者に。マーケティング業務全般で多忙な日々を送る。
店頭に足を運ばなければわからないこともある
ダウンロード数1000万以上を誇る『スイカゲーム』。人気を受けて現在、キャラクターグッズなどの展開も活発になってきた。同ゲームのマーケティングを担当するAladdin X社の岡本岳洋さんは業務で必要な情報に合わせて、その集め方を変えている。
「ユーザーを増やす」という仕事ではSNSを確認するとともに、ソーシャルリスニングツールも活用している。
グッズ展開などの「IPビジネスの強化」という仕事では、フィールドワークによる情報収集も欠かせない。
「キャラクターグッズを扱う店舗に足を運んで『どんな商品が置かれているのか』『どう展示されているのか』という、現場でしかわからない情報を得るようにしています」
店頭に足を運ぶと課題が見つかる。ほかのキャラクターグッズを参考に、今後は立体的な製品を増やし、売り場で〝映える〟ようにしたいそうだ。
フィールドワークを含めた岡本さんの情報収集は、必ず「目的」を設定してから取り掛かるという。決して闇雲に情報を得ようとはしない。
「『目的』のひとつに挙げられるのは〝トップ(日本法人の代表者)への説得〟です。プロセスよりも結果について重視されることが多く、それを見据えつつ、説得の材料となる情報を収集するようにしています」
岡本さんは情報収集に無駄な時間をかけない工夫や、悪い情報を隠さないことも徹底。こうした情報収集への取り組みが『スイカゲーム』のさらなる人気拡大につながっているのだ。