筋トレを始めたきっかけ「体型を変えるため・ダイエット」「体力をつけるため」「体型維持」
ビジネスパーソンが筋トレを始めたきっかけについて、1位は男女ともに「体型を変えるため(ダイエットを含む)(男性:42.1%、女性:54.8%)」で、男性の2位は「体力をつけるため(41.3%)」、女性の2位は「体型を維持するため(39.4%)」となった。
体づくりのプロも、「体型を変えるため(ダイエットを含む)(60.5%)」が1位に。ビジネスパーソンと体づくりのプロはジムで実施している運動には差があったものの、きっかけは同じであることがわかった。
筋トレをしている部位は、ビジネスパーソンの1位は男女ともに「腹(男性:76.9%、女性:76.0%)」。男性の2位は「腕(63.6%)」、女性の2位は「脚(63.5%)」で、男性と比べて「ヒップ(32.7%)」と回答した人も多い傾向がわかった。体づくりのプロには、最も注力している部位はどこか聞いたところ、ビジネスパーソンで1位だった「腹」と回答した人は0名となった。最も多くの回答を集めたのは「脚(37.2%)」となった。
筋トレにどんなメリットを感じているかも聞いた。ビジネスパーソンの1位は、男女ともに「理想の容姿に近づける(男性:41.3%、女性:56.7%)」となった。「ストレス解消になる(男性:30.6%、女性26.0%)」といった、メンタル面でのメリットを感じている人もいた。
体づくりのプロも1位は「理想の容姿に近づける(86.1%)」だったが、2位は「食生活にも気を遣うようになる(79.1%)」、3位は「自分に自信がつく・前向きになる(72.1%)」「打ち込める趣味ができる(72.1%)」と、ビジネスパーソンとは差が見られ、具体的な行動の変化を実感している人の割合が多いと考えられる。
ビジネスパーソンのプロテイン・サプリメントの摂取率は28.8%!
体づくりのプロの筋トレのメリットとして、「食生活にも気を遣うようになる」が2位に挙げられた。効果的に筋トレをするためには、食事も重要だ。筋トレをする場合、意識的にとるべき栄養素は何だと思うか聞いたところ、特に多くの回答を集めたのは「タンパク質(ジムで筋トレをしている人:77.8%、ジムに行かない人:44.2%)」となった。
ジムで筋トレをしている人の回答は、タンパク質が他の栄養素に大差をつけた結果となり、筋トレ=タンパク質という知識が定着していることがわかる。同様の質問において「最も意識的にとるべき栄養素」も聞いたところ、圧倒的に「タンパク質(ジムで筋トレをしている人:63.9%、ジムに行かない人:35.4%)」を選ぶ人が多く、他の栄養素と比べても特に重要視されていると考えられる。
体づくりのプロの回答は、ビジネスパーソンの回答と比べて「炭水化物(88.4%)」「脂質(72.1%)」の割合が多いという差が見られた。
トレーニングの有無にかかわらず、健康や美容のためにプロテインやサプリメントを摂取している人も多い昨今。ビジネスパーソン全体で日頃からプロテインを摂取している人は16.8%、プロテイン以外のサプリメントを摂取している人は7.2%、両方摂取している人は4.8%となった。
ビジネスパーソンのうちジムで筋トレをしている人に絞って結果を見たところ、半数以上がプロテインを摂取していることがわかった。「プロテイン以外のサプリメントを摂取している(8.3%)」「両方摂取している(7.0%)」と回答した人は1割未満で、プロテインと比べるとサプリメントの摂取率は低いこともわかった。
体づくりのプロは、7割以上がプロテインとサプリメントの両方を活用していることがわかった。サプリメントの摂取率は88.4%で、ビジネスパーソンと大きな差があった。
<調査概要>
(1)「ビジネスパーソンの筋トレと栄養摂取事情調査」
調査期間:2024年5月9日~5月10日
調査対象:全国の20~50代の有職者500名
調査方法:インターネット調査
調査会社:株式会社ネオマーケティング
(2)「筋トレと栄養摂取事情調査」
調査期間:2024年6月8日~7月16日
調査対象:全国の20代以上の男女 JBBF加盟者を含む体づくりのプロ43名
調査方法:インターネット調査
調査主体:「ビジネスパーソンの筋トレと栄養摂取事情調査」PR事務局(大塚製薬・JBBF)
構成/こじへい