BBソフトサービスから最新版のインターネット詐欺リポート(2024年6月度)が公開されたので、本稿ではその概要をお伝えする。
今回は三井住友カードのフィッシング詐欺の増加が主なテーマとなっている。
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三井住友カードのフィッシングサイトが急増
※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
6月は三井住友カードのフィッシングサイトが急増、実数で前月比2倍以上となった。
主に「不審な取引が確認された」といった内容のメールで注意を引き、フィッシングサイトに誘導してログイン情報を詐取する手口だ。メールの本文中には実在する店舗や製品名などが記載されており、具体的な内容になっているため騙されないように注意が必要だ。
また、三菱UFJ銀行のフィッシングも3か月連続で高止まりしている。
■NTT docomo、みずほ銀行、ヤマト運輸などのフィッシング詐欺も急増
※画像はフィッシング詐欺サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。
NTT docomo、みずほ銀行、ヤマト運輸を騙るフィッシング詐欺も急増している。NTT docomoは実数で前月比約8倍、ヤマト運輸は約3倍に増加した。
みずほ銀行を騙るフィッシングサイトは6月から増加傾向にあるが、7月現在も同様の傾向が見えているため注意が必要だ。